前園さんがJリーグの普及期に意識していたこととは?

今でこそ国民的なスポーツとして定着しているサッカーだが、日本にJリーグができた1993年は今のeスポーツのような“普及期”にあったはずだ。Jリーグ発足時から日本サッカー界の発展に貢献してきた前園さんは、どのようなことを考えながら、サッカーと向き合っていたのだろうか。

「今では熱心なファンも増え、プレイを見る目も厳しくなっているサッカーですが、僕らのころは、まずサッカー自体を多くの人に知ってもらうことが大切でした。スポーツなので勝ち負けはあります。もちろん勝利を目指してプレイするのですが、ただ勝てばいいというだけでなく、プロスポーツでは“魅せる”ことが大事。いいプレイをして『サッカーっておもしろいな』と思ってもらえるように心がけていましたね」

プロスポーツリーグとして定期的に足を運んでもらうために、お客さんを魅了するプレイを意識していた前園さん。eスポーツでも、来場者や視聴者を楽しませるという意識はやはり大事なのだろう。

設立間もない「B.LEAGUE」では、スマホアプリを使った電子チケットの導入や、ハーフタイムのイベント実施、4K映像を使ったライブビューイングなど、観客を楽しませるためのさまざまな取り組みを行っている。世界的にメジャーなスポーツであるバスケットボールでさえ、ファンを獲得すべく躍起になっているのだ。

もちろんeスポーツにおいて、すでにそのような意識でプレイしている選手もいるだろうし、プロの神業に魅せられて大会に足を運ぶようになったファンもいるだろう。また、昔から変わらずゲームに熱中していただけなのに、周りが勝手に「eスポーツ、eスポーツ」と盛り上がり始めて、困惑している人もいるはずだ。どちらにせよ、eスポーツとして大きな流れができつつある今は、ゲームのおもしろさを多くの人に知ってもらう、またとないチャンスであることは間違いないだろう。

eスポーツは子どもが憧れる存在に

初期のJリーグと同様に、これからの成長を期待したいeスポーツ。今後、どのような成長を遂げるべきか、前園さんの考えを聞いてみた。

「最近はYouTuberが職業として認識されていますし、それと同じようにプロゲーマーも1つの職業として認知されていくのではないでしょうか。また、eスポーツ専門の解説者や分析者のようなeスポーツ関連の仕事も増えていくと思います。サッカーゲームの解説は、サッカーとは異なる知識が求められそうなので、どのようなものになるのか興味がありますね」

eスポーツ周辺で新たな仕事が生まれてくると考える前園さん。通常のサッカーとは異なり、ゲームではチーム戦術などを含めて解説しなければならないため、難しそうだが楽しみだと話す。

「オリンピックの種目に採用されるかどうかという話もありますが、たとえ採用されなくても、eスポーツはこれからも発展し、ますますプロゲーマーは増えていくでしょう。そうなったときに、eスポーツは子どもたちが憧れるような存在になってほしいですね」

筆者が小さいころは、「将来なりたい職業ランキング」で常に上位に位置していたサッカー。前園さんを筆頭に、多くのスター選手が子どもたちにとって憧れの存在だったはず。その姿を追いかけ、夢を叶えた人が、次のスター選手となり、今のサッカーシーンを支えているのだ。

アジア大会での優勝をはじめ、日本人選手の活躍を目にすることが増えた今、eスポーツ選手が子どもたちの憧れとなる日は、もしかするとそう遠くないのかもしれない。

今回のイベントで発表された『NBA 2K19』の商品情報

  • 『NBA 2K19』 20周年記念エディション(限定版)9月7日(金)発売。デジタル版12,450円(税込) /パッケージ版 12,800円+税(数量限定) (XboxOneのみデジタル版・12,420円 税込)

  • 『NBA 2K19』(通常版)9月11日(火)発売。デジタル版7,580円(税込) /パッケージ版 7,800円+税 (XboxOneのみデジタル版・7,560円 税込)

【発売元】2K/テイクツー・インタラクティブ・ジャパン
【公式HPリンク】http://nba2k.jp/

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