米Qualcommは10日(米国時間)、次世代スマートウォッチ向けプラットフォーム「Snapdragon Wear 3100」を発表した。現在量産出荷中で、2018年第4四半期から搭載製品が発売される予定。
Snapdragon Wear 3100は、高効率のDSP(Digital Signal Processor、デジタル信号を処理するプロセッサ)が統合された4コアのA7プロセッサと、新しい低消費電力のコプロセッサを組み合わせた、新しい低消費電力システム・アーキテクチャ。新しいコプロセッサ「QCC1110」は、低消費電力動作に最適化され、メインプロセッサの動作を肩代わりするコンパニオン・プロセッサとして動作する。
Googleのスマートウオッチ向けOS「Wear OS」に適しており、Googleがサポートを表明している。前世代のSnapdragon Wear 2100と比較して伸びており、スポーツでGPSと心拍数モニタリングを使い続けた場合でも、最大15時間持つように設計されているという。
最初の製品は、Fossil(フォッシル) Group、Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)、Montblanc(モンブラン)から登場する。