電通、電通デジタル、サイバー・コミュニケーションズのグループ3社は9月7日、インターネット広告の新たな取り組みとして、インストリーム動画広告において、プレミアムな媒体とコンテンツのみを配信対象とするインストリーム運用型広告サービス「Premium Viewインストリーム動画広告」の提供を開始することを発表した。
同サービスでは、広告掲載先をプレミアム媒体に厳選し、掲出する動画コンテンツを広告主によって厳しく管理されたものに限定する。これにより、機械によって不正なインプレッションやクリックが発生していないか、あるいは不適切なサイトに広告表示されていないかなど、インターネット広告における価値毀損の問題を克服し、従来にはないレベルでの安心・安全な動画広告を実現するとしている。
具体的には、広告の掲出先となる媒体は民放のキャッチアップ配信(広告掲載先:各放送局配信サイト・公式ポータルTVer)やプレミアムな媒体を保有する企業のみとなる。なお、今回の連携企業は、毎日放送、テレビ朝日、朝日放送テレビ、関西テレビ、GYAOの5社。
また、コンテンツの取り扱いついては、「有力な媒体社によって管理された動画コンテンツであること(ユーザー投稿型の動画ではないこと)」、「適法であること(違法なアップロード動画ではなく、著作権・肖像権等の処理がなされていること)」という2つの条件を満たすものに限定される。
なお、同サービスの運用にあたっては、"人"基点のマーケティングを実現しROIを最大化する「People Driven DMP」を利用するということだs。