プリンタのインク交換を面倒に感じている人は多いのではないでしょうか。そんなユーザーに向けて、ブラザー販売は、大容量インクカートリッジとサブタンクを備えたインクジェットプリンタ/複合機(5モデル)を発表しました。毎日、大量に印刷しても、1年以上もインク交換の必要がないというからオドロキです。家庭用からビジネス用まで、幅広い用途に対応する「PRIVIO」シリーズの新製品として、9月中旬から発売します。

  • ブラザー販売は、インクジェットプリンタ/複合機の5モデルを発表。超大容量インクカートリッジとサブタンクにより、インク交換は1年に1回で済みます。発表会のゲストは、小島瑠璃子さん、児嶋一哉さん(アンジャッシュ)

  • “ファーストタンク”を愛称にした「MFC-J6999CDW」「MFC-J6997CDW」「HL-J6000CDW」「MFC-J1500N」「DCP-J988N」

ブラザーのプリンタ/複合機ブランド「PRIVIO」のラインナップに加わるのは、“ファーストタンク”を愛称にした「MFC-J6999CDW」「MFC-J6997CDW」「HL-J6000CDW」「MFC-J1500N」「DCP-J988N」の5モデル。超大容量インクカートリッジとサブタンク搭載により、1カ月に300枚を印刷しても、1年以上もインク交換をする必要がありません。

  • ビジネス用途に適した、A3対応のビジネスインクジェット製品(左上から時計回りに、MFC-J6999CDW、MFC-J6997CDW、HL-J6000CDW)

  • こちらは家庭向けとなるA4対応の2機種。DCP-J988N(右)にFAX機能を追加したものがMFC-J1500N(左)です

まずは、超大容量インクカートリッジの説明から。4色独立カートリッジ方式を採用しており、ブラックなら従来機種の約16本分、カラーなら約10本分のインク量を備えています。1回のインク交換で印刷できるA4モノクロの枚数は、従来機種の約375枚から約6,000枚へと大幅に増えています。

  • 超大容量インクカートリッジ。透明なので、残量がひと目で分かります

  • 液晶タッチパネルでも、インク残量がおよその印刷枚数で表示されます

その奥に備えるのがサブタンク。このサブタンクにより、カートリッジのインクを使い切った後でも、約200枚の印刷が可能。もしインクが切れて、慌てて新しいカートリッジを注文したとしても、手元に届くまでの印刷はサブタンクだけでまかなえそうです。

  • インクカートリッジの奥に、サブタンクを備えています

  • MFC-J6999CDW。市場想定価格は10万8,000円前後(税抜、以下同)。発売は11月を予定

  • MFC-J6997CDW。市場想定価格は9万円前後。発売は11月を予定

  • HL-J6000CDW。市場想定価格は6万円前後。発売は11月を予定

  • MFC-J1500N。市場想定価格は4万円前後。発売は9月中旬を予定

  • DCP-J988N。市場想定価格は3万5,000円前後。発売は9月中旬を予定