ニコンは8月30日、デジタル一眼レフカメラの入門機「D3500」を発表した。ボディを上位機種「D5600」と同じモノコック構造に変更し、薄型化と軽量化を図ったのが特徴。グリップは指がかかる部分を深くし、持ちやすさも高めた。操作ボタン類の大きさや配置も見直し、操作性も向上させた。
価格はオープンで、予想実売価格はボディ単体モデルが税込6万円前後、標準ズームレンズが付属する18-55VR レンズキットが税込7万円前後、望遠ズームレンズも付属するダブルズームキットが税込10万円前後。発売は9月28日。
背面の操作ボタン類は、従来モデルの「D3400」では左右に分散していたが、D3500では右手部分にまとめて分かりやすくした。背面液晶は3型(92万ドット)の固定式で、タッチ操作には対応しない。
撮像素子や撮影性能はD3400を継承する。撮像素子は有効2,416万画素のCMOSセンサー(ローパスレス)で、感度はISO100~25,600。動画はフルHD(60p)までの対応となり、4K動画には対応しない。SnapBridgeのアプリを使えば、Bluetoothを利用してスマホと常時接続できる。バッテリー撮影枚数は約1,550コマと長寿命にした。
本体サイズはW124×H97×D69.5mm、重さは約415g(メモリーカード、バッテリー含む)。