使い始めのうちは「乾燥をかけたのに茶碗の裏に水がたまるのが嫌だ」「入れ方を考えるのが大変」といっていた夫も、慣れてくると「この入れ方でいいの?」「この置き方だと汚れが残るね」と、いろいろ試すように。でもやっぱり、食器洗い乾燥機にまだ抵抗があるよう。

その理由を聞くと……、
「今まで手で洗っていたのに、わざわざ家電を使うことに罪悪感がある。あと、自分がちゃんと家事に参加していないような気持ちになってくる」らしいです。

そこで、家事の分担を変更。食器洗い乾燥機を使うのは筆者、夫には別の家事を頼むことに。また、夕食やお風呂のあと、子どもが眠りにつくまでは、大切な親子の会話の時間ですよね。子どもに絵本を読んであげる時間が今までより長くなって、子どもも夫も喜んでいます。

購入をためらうワケは……

もともと食器洗いは夫の担当でしたが、筆者が「食器洗い乾燥機がほしい」と話すと、自分がやってきた家事を否定されたような気分になったみたいで、これが購入をためらう理由のひとつだったそうです。「食器洗い」という家事を家電に任せることで、ほかの家事をする時間や子どもとの時間を作れることを、きちんと説明すればよかった。反省……。

また、道具が変わっても「食器洗い担当」がそのまま夫だったことにも、戸惑いがあったみたいです。新しい家電を使うことがちょっとストレスだったようです。

家事の担当を見直したことで、そういった抵抗感が解消されました。食器洗い乾燥機によって、家事の仕方や分担の見直し、何より時間の使い方を見直すきっかけができたことが、実は一番よかったところかもしれません。

夫は今まで洗い物で苦労していた汚れがスッキリ落ちたことに感心。食器洗い乾燥機の導入を前向きに検討することになりました! とはいえ、我が家は買い換え時期の大型家電が2つほどあるので、購入はもう少し先になりそうです。とほほ……。