すでに第2世代Ryzen Threadripper(Threadripper 2)の概要はお伝えしているが、AMDから検証キットが届いた。最近恒例となっている開封の儀を執り行い、内容を紹介したい。
AMDから届いたのはこの箱(Photo01,02)。実測値は幅410mm×高さ550mm×奥行き260mmで、かなり大きい。相変わらず巨大な箱がお好きなようだ。ふたを開けるとRyzen Threadripper 2990WXを収めた巨大な枠が出現する(Photo03)。
枠の中にCPUが、枠の下にはCPUクーラーやメモリなどが納まっていた(Photo04)。枠自体が金属を使っており、丈夫ではありそうだが、重い。これとは別の箱でRyzen Threadripper 2950Xも届いた(Photo05)。パッケージはXシリーズもWXシリーズも同じ。
上のシールを破ると、フロントパネルを留めるノッチがあるので、これを緩めるとフロントが開き(Photo06)、CPUを収めるケースが取り出せる(Photo07)。プロセッサそのものは第1世代Threadripperと変わらない。シルク印刷が異なるのみである(Photo08)。
Photo06でCPUの下に収まっているアクセサリボックス(Photo09)には、丸型水冷ヘッド用のマウントとトルクスドライバー、それとシールが納められている(Photo10)。トルクスドライバーは第1世代で付属したものと同じに見える。
CPUクーラーはやはりこうしてみるとかなり大きめであった(Photo11)。また同梱されていたメモリはG.SKILLのFlare X F4-3200X14D-16GFXが2枚(Photo12)。
この箱とは別に届いたものもある。Ryzen Threadripper 2950Xの他にEnermaxの水冷クーラーLIQTECH 240 TR4(Photo13,14)、MSIのMEG X399 Creation(Photo15~20)、ASUSのZENITH Extreme(Photo21~26)、さらにROG ZENITH Extreme Cooling Kit(Photo27)、それとSamsungのSSD 970 EVO 512GB M.2という構成であった。
ということで、製品紹介でもお伝えしたが、現在Threadripper 2のパフォーマンスを検証中だ。それほど遠くない時期に結果をお届けできると思うので、いましばらくお待ちいただきたい。