カシオ計算機は8月1日、弾くべき鍵盤が光って演奏をアシストする光ナビゲーションキーボードの新モデル「LK-511」と「LK-311」を発表した。ともに8月28日に発売する。価格はオープンで、推定市場価格(税別)は「LK-511」が32,000円前後、「LK-311」が22,000円前後。

LK-511

「LK-511」は、スマートフォンやタブレットなどと連携できる「アプリリンク機能」を搭載した光ナビゲーションキーボード。本体に200の楽曲を収録している。

専用のスマホアプリ「ソングバンクプラス」を用意。アプリで楽曲データをダウンロード購入し、付属のオーディオケーブルでスマホとLK-511をつなぐと、LK-511に楽曲データを転送できる。また、USBケーブル(別売)でスマホとLK-511を接続すると、LK-511がアプリ画面と連動。アプリ画面の鍵盤をタップすると、LK-511から音が流れる。アプリ「ソングバンクプラス」は9月に公開の予定。

  • 光ナビゲーションキーボード

    LK-511

  • 光ナビゲーションキーボード

    アプリ内でレッスンが受けられる

従来モデルから搭載されている「光ナビゲーション」を継承しており、弾くべき鍵盤を発光させることで演奏の練習に役立つ。ほかにも、正しい指使いを音声でガイドする「運指音声機能」や、弾き終えた後に液晶パネルにメッセージを表示する「採点機能」なども備えた。「らくらくモード」では、鍵盤が光るタイミングに合わせて好きな鍵盤を押すだけで、正しいメロディーで演奏可能。どの鍵盤を押しても正しい音が鳴るので、初心者でも簡単に演奏を楽しめる。

鍵盤数は61で、ピアノのように弾く強さによって強弱が付く「タッチレスポンス」に対応(3種類)。音源は「AiX音源」で、さまざまな曲を高品位な音色で表現する。最大同時発音数は48音。

スピーカーは12cmサイズのものを2基内蔵し、アンプ出力は2.5W+2.5W。入出力端子は、ヘッドホン出力、マイク入力、ペダル/オーディオ入力など。電源は、家庭用のACコンセントに接続するか、単3形乾電池×6を使用する。本体サイズはW948×D350×H109mm、重量は4.5kg。

LK-311

「LK-311」は、アプリリンク機能を省略し、音色数やエフェクト数なども縮小したエントリーモデル。音源は「AHL音源」で、内蔵曲数も120曲と、LK-511と比べて少ない。スピーカーは10cmサイズのものを2基内蔵し、アンプ出力は2W+2W。本体サイズはW946×D307×H92mm、重量は3.5kg。

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    LK-311