東芝ライフスタイルは7月31日、上から2段目に野菜室をレイアウトした冷凍冷蔵庫「VEGETA(ベジータ)」の新製品を発表した。「FWA」シリーズが1モデル、「FW」シリーズが4モデル、「FD」シリーズが2モデル。いずれもフレンチドア(両開き)タイプで、9月下旬から順次発売していく。

  • 冷凍冷蔵庫「VEGETA」

    写真は「GR-P600FW」のラピスアイボリー

FWAシリーズとFWシリーズは、触れただけで扉が開く「タッチオープンドア」を採用している(最上段のみ)。また、「もっと潤う 摘みたて野菜室」を搭載。ミストを1日に20回以上放出し、野菜室内を高湿度な環境に保つ。

今回のモデルでは、ミストを放出するミストチャージユニットの「透湿シート」に、野菜の老化を促すエチレンガスを分解する「プラチナ触媒」を配合。プラチナ触媒がエチレンガスを吸着、分解することで、野菜の老化を抑える。ウイルスや細菌などを除菌する光触媒「ルネキャット」と合わせて、従来モデルよりもエチレンガス分解性能が約10%向上し、野菜の水分保持率も約1.2倍となっている。

  • 冷凍冷蔵庫「VEGETA」

    ミストチャージユニットのしくみ

最上位モデルの「GR-P600FWA」は、無線LAN(Wi-Fi)に対応。スマホの専用アプリを利用すれば、外出先でもアプリから運転状況を確認したり、設定温度を変更したりできる。なお、このほかのモデルは無線LANに非対応。

  • 冷凍冷蔵庫「VEGETA」

    アプリの利用イメージ

「GR-P600FWA」と「GR-P600FW」(無線LAN非対応モデル)の庫内容量は601Lで、本体サイズはW685×H1,833×D745mm。「GR-P600FWA」の推定市場価格は38万円前後(税別)で、本体カラーはダイヤモンドミラー。「GR-P600FW」の推定市場価格は36万円前後(税別)で、本体カラーはラピスアイボリとクリアグレインホワイト。

「GR-P550FW」の庫内容量は551Lで、本体サイズはW685×H1,833×D699mm。本体カラーはラピスアイボリとクリアグレインホワイト。推定市場価格は33万円前後(税別)。

「GR-P510FW」の庫内容量は509Lで、本体サイズはW650×H1,833×D699mm。本体カラーはラピスアイボリとクリアグレインホワイト。推定市場価格は31万円前後(税別)。

「GR-P460FW」の庫内容量は462Lで、体サイズはW650×H1,833×D649mm。本体カラーはラピスアイボリとクリアグレインホワイト。推定市場価格は29万円前後(税別)。

FDシリーズである「GR-P510FD」と「GR-P460FD」は、タッチオープンドアを採用していない。「GR-P510FD」の庫内容量は509Lで、本体サイズはW650×H1,833×D699mm。本体カラーはサテンゴールドとグランホワイト。推定市場価格は27万円前後(税別)。

「GR-P460FD」の庫内容量は462Lで、本体サイズはW650×H1,833×D649mm。本体カラーはサテンゴールドとグランホワイト。推定上価格は26万円前後(税別)。