レノボ・エンタープライズ・ソリューションズは7月24日、Lenovo ThinkAgile HX認定ノードを発表し、ハイパーコンバージドインフラストラクチャである「Lenovo ThinkAgile HX」の製品ラインナップを拡充すると発表した。

  • 認定ノードのラインアップ

    認定ノードのラインアップ

Lenovo ThinkAgile HX認定ノードは、Nutanixソフトウェア・ライセンスとハードウェアを別に購入するソフトウェア・チョイスプログラムに基づく製品として、レノボおよびNutanixで認定したハードウェア。これにより、顧客は自由にハードウェアおよびソフトウェア・ライセンスを選択することが可能になるという。

具体的には、既存のLenovo ThinkAgile HXアプライアンス製品と異なり、ソフトウェア・ライセンスがバンドルされないため、Nutanix認定パートナーより提供されるライセンスを使用するほか、顧客やシステムインテグレーターによりNutanixソフトウェアの導入・設定を行うことができるようになっており、レノボの導入サービスも引き続き提供される。

一方、サポートはLenovo ThinkAgile HX アプライアンス製品と同様にThinkAgile Advantageサポート窓口がサポートを提供し、ハードウェアの問題かソフトウェアの問題かの切り分け作業を行い、ソフトウェアの問題だと判断された場合にはレノボが直接Nutanixと連携し、問題解決の支援を可能としている。

Lenovo版のVMware vSphereライセンスを使用している場合には、同一窓口にてVMware vSphereも含めて一括したサポートを提供することも可能とし、Nutanixソフトウェアの購入経路にかかわらず、レノボによる一貫したサポートを受けられることを可能としている。

今回の発表により、Nutanixを使用し、サーバにバンドルされたソフトウェア・ライセンスを必要としない顧客にもThinkAgile HX製品が選択できる。また、ビジネスパートナーが主導して導入サービスを提供することが可能なため、ビジネスパートナーにとってもNutanix製品のビジネスを拡大することができ、幅広い顧客およびビジネスパートナーにThinkAgile HXシリーズを選択してもらうことが可能だという。

認定ノードのラインアップは、DB、高IO業務向けモデルの「Lenovo ThinkAgile HX 7521」、大容量仮想サーバ向けモデルの「Lenovo ThinkAgile HX 5521」、仮想サーバ、VDI向けモデルの「Lenovo ThinkAgile HX 3321」「Lenovo ThinkAgile HX3521-G(GPU搭載モデル)」「Lenovo ThinkAgile HX3721(2U4Nモデル)」、ROBO、レプリケーションターゲット対応モデルの「Lenovo ThinkAgile HX 1321(Remote Office Branch Office向けモデル)」「Lenovo ThinkAgile HX 1521-R(レプリケーションターゲット専用モデル)」となる。