アルプス システム インテグレーション(ALSI)は6月26日、電子帳簿保存法に対応したERPフロントソリューションである「ECOAS経費・旅費精算(電子帳簿保存法対応版)」の販売開始した。価格は150万円(税別)。
ECOAS経費・旅費精算は、NTTデータ イントラマートのシステム基盤型ワークフローである「intra-mart Accel Platform(イントラマート アクセルプラットフォーム)」に対応したERPフロントソリューション。新たに提供開始した電子帳簿保存法対応版では、文書管理システムとも連携し、煩雑だった領収書の管理を電子化することでユーザー企業の業務効率向上に貢献するとしている。
同製品が対応するスキャナ保存要件として同社は、入力期間の制限、画像解像度、タイムスタンプ付与、バージョン管理、入力者情報の確認、適正事務処理要件の6点を挙げる。
入力期間の制限では、領収書の受領の翌日から入力までの期間をチェック可能で、画像解像度では、法要件を満たしていない画像を登録できないように制御可能。また、タイムスタンプ付与では、法要件を満たした画像の場合にタイムスタンプを付与可能だという。
バージョン管理では、訂正または削除した画像を履歴管理し保存可能で、入力者情報の確認では、ワークフローから処理者(入力者)及び承認者を確認可能としている。さらに、適正事務処理要件では、intra-martによるワークフロー設定により法要件を満たした運用が可能だという。