ユミルリンクは6月13日、メール配信システム「Cuenote FC」に、RFM分析やメールの行動分析などデータを分析する機能を追加した最新版を、同日から提供開始すると発表した。

RFM分析では、最新購買日(Recency)、購買頻度(Frequency)、購買金額(Monetary)の3つの要素を使い優良顧客や見込み顧客、休眠顧客などに分類し、顧客分類に応じたメールマーケティング施策を行える。なお、RFM分析に必要な購買データは、自動または手動で、「Cuenote FC」に取り込む。

  • RFM分析利用の流れ

メールの行動分析は、複数のキャンペーンを横断して、メールの行動データ(開封、クリック、コンバージョン)、顧客データ(性別、居住地などの属性情報)や購買データを組み合わせ、分析からターゲットの抽出までをGUI上で行える。

これらの機能により、ECサイト等の「購買データ」、「顧客データ」、「メールの行動データ」など、さまざまなデータをGUI(Graphical User Interface、以下GUI)上で集計・分析し、顧客のターゲットに応じたメールマーケティングを実行することが可能となる。

また、分析ツールは100万件規模のデータを数秒以内に集計する性能で、リアルタイムなデータ分析が可能だという。

なお、Cuenote FCの価格は、クラウドサービス(ASP・SaaS)が初期費用30,000円~(税別)、月額費用5,000円~(税別)。オンプレミス型(ライセンス)が初期費用2,250,000円~(税別)、月額費用が46,000円~(税別)。