2018年5月の「PYPL PopularitY of Programming Language」が公開された。PYPLはGoogle検索エンジンにおいてプログラミング言語のチュートリアルが検索された回数から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。チュートリアルの検索回数を人気度と位置づけてランキングしている。

2018年5月におけるインデックスは次のとおり。

順位 プログラミング言語 インデックス値 推移
1 Python 22.8%
2 Java 22.5%
3 Javascript 8.57%
4 PHP 8.33%
5 C# 7.87%
6 C/C++ 6.26%
7 R 4.22%
8 Objective-C 3.56%
9 Swift 2.8%
10 Matlab 2.33%
11 Ruby 1.69%
12 TypeScript 1.56%
13 VBA 1.37% =
14 Scala 1.16%
15 VisualBasic 1.14%
16 Kotlin 0.94%
17 Go 0.86%
18 Perl 0.76%
19 lua 0.39%
20 Rust 0.34% =
21 Delphi 0.28%
22 Haskell 0.28%
  • 2004年6月〜2018年4月 PYPL PopularitY of Programming Language Index / 円グラフ

    2004年6月〜2018年4月 PYPL PopularitY of Programming Language Index / 円グラフ

  • 5月PYPL PopularitY of Programming Language Index / 円グラフ

    5月PYPL PopularitY of Programming Language Index / 円グラフ

  • 5月PYPL PopularitY of Programming Language Index / 棒グラフ

    5月PYPL PopularitY of Programming Language Index / 棒グラフ

長期にわたって、Pythonは増加傾向、Javaは下落傾向を続けている。PYPL PopularitY of Programming Language Indexでは、JavaとPythonの値が逆転してPythonが1位になった。プログラミング言語のランキングはデータの集計方法やデータソースの違いなどで順位に違いが見られるが、長期にわたる増減の傾向は一致していることが多い。他のプログラミング言語人気でも、長期にわたり、Javaは下落傾向を、Pythonは増加傾向を示している。