凸版印刷は、 地方創生ソリューションとして、有償音声翻訳サービス「VoiceBiz(ボイスビズ)」を6月1日から提供すると発表した。
「VoiceBiz(ボイスビズ)」は、訪日外国人や外国人就労者などとの、 多言語コミュニケーションを支援する音声翻訳サービス。スマートフォンやタブレット用の専用アプリに音声やテキストを入力すると、 30カ国語の中から選択した言語に自動で翻訳し、 音声やテキストを出力する。
専用アプリ(iOS 10以降 Android 6以降)をストアからダウンロードし、 IDとパスワードの入力で認証。 認証後、 翻訳する言語を選択。 スマートフォンやタブレットに向かって話しかけるだけで、 選択した言語で翻訳ができる。また、 定型文ボタンを押すことで、 あらかじめ登録された利用頻度の高いフレーズを呼び出すことができる。
翻訳エンジンは、 情報通信研究機構が開発を進めている、 深層学習を用いたニューラル翻訳(NMT)技術を採用。また、 IDとパスワードによる認証と台数管理機能により、 少人数からサービスの利用が可能だという。
窓口での接客など、 タブレットでも使用しやすい横向きのランドスケープモードや、翻訳された文字を大中小の3段階で表示する機能などで、 ユーザビリティを高めている。あらかじめ翻訳した観光名所、 商品名、 施設名などの固有名詞や、 利用頻度の高い定型文は、 翻訳サーバに登録できる。
利用料金は初期費用100,000円、月額利用料は5,000円/台。