シャープは4月20日、プラズマクラスターを搭載した衣類乾燥除湿器のパワフルタイプ「CV-H180」とスタンダードタイプ「CV-H120」を発表した。5月12日に発売する。推定市場価格はCV-H180が65,000円前後(税別)、CV-H120が58,000円前後(税別)。

  • プラズマクラスターを搭載した衣類乾燥除湿器

    写真左から衣類乾燥除湿器「CV-H180」「CV-H120」

CV-H180とCV-H120は、1立方センチメートルあたり7,000個のプラズマクラスターイオンを放出する「プラズマクラスター7000」を搭載。プラズマクラスターイオンを放出し、部屋のニオイや菌の繁殖を抑えながら除湿を行う。新機能として、衣類の生乾き臭を抑え、衣類が乾燥したあとも消臭を続ける「臭い戻り対策モード」を備えた。外出中に部屋干しして衣類をほったらかしても、生乾き臭の発生やニオイ戻りを防ぐ。

  • プラズマクラスターを搭載した衣類乾燥除湿器

    衣類を乾燥させたあともプラズマクラスターの放出を続け、ニオイ戻りを抑える

自動で運転モードをコントロールし、部屋のカビ発生を未然に防ぐ「カビバリア運転」も可能だ。2枚の羽根を搭載し、左右のスイングで広範囲まで風を届ける。プラズマクラスターイオンを含む風を内部まで循環させ、内部も清潔に保つ。本体を動かしやすいよう、底部には四輪キャスターも備えた。

  • プラズマクラスターを搭載した衣類乾燥除湿器

    部屋のカビ発生を防ぐ「カビバリア運転」も可能だ

  • プラズマクラスターを搭載した衣類乾燥除湿器

    後ろななめ20度の気流で空気を循環させる

  • プラズマクラスターを搭載した衣類乾燥除湿器

本体サイズはともにW359×H665×D248mm。重量はCV-H180が約16.5kg、CV-H120が約15.5kg。タンク容量は4.5Lで、市販のホースを使えば連続排水も可能だ。

  • プラズマクラスターを搭載した衣類乾燥除湿器

    タンク容量は4.5Lだ

  • プラズマクラスターを搭載した衣類乾燥除湿器

    タンクには取っ手がついているため、持ち運びやすい

今回発表した2モデルは、定格除湿能力や除湿可能面積が異なっており、機能差はほとんどない。

CV-H180は、前モデル「CV-G120」と比べて奥行きがスリムになったにも関わらず、除湿能力が1.5倍になったとしている。1日あたりの定格除湿能力は16L(50Hz)/18L(60Hz)、除湿可能面積は20畳~40畳(50Hz)、23畳~45畳(60Hz)、プラズマクラスター適用畳数は約20畳。

CV-H120は、1日あたりの定格除湿能力が11L(50Hz)/12L(60Hz)、除湿可能面積が14畳~28畳(50Hz)、15畳~30畳(60Hz)、プラズマクラスター適用畳数が約14畳。

  • プラズマクラスターを搭載した衣類乾燥除湿器

    実際に衣類を乾燥させいている様子