VOYAGE GROUPの連結子会社となるfluctは4月18日、デジタルインファクトと共同で、国内動画リワード広告市場に関する調査を実施。その結果を発表した。

動画リワード広告とは、ユーザーに対し、配信先のアプリ媒体内で使用可能なポイントなどの報酬(リワード)をインセンティブとして付与する代わりに、あらかじめユーザーの承諾を得た上で、全画面で配信される動画広告を表示する広告フォーマットのこと。

今回の調査は2018年2月~3月、アドネットワークやSSP、広告代理店など国内動画リワード広告市場関連事業者を対象にヒアリングを行い、fluctおよびデジタルインファクトが保有するデータや公開情報を組み合わせて実施された。

  • 国内動画リワード広告市場規模予測 2016年~2022年

これによると、2018年の国内動画リワード広告市場は、前年比約2.4倍の170億円まで伸長。2022年には、2018年比約2.2倍の378億円規模に拡大すると予測されるという。

動画リワード広告の広告主の多くはゲームアプリであるものの、最近は漫画アプリや音楽アプリなど、ゲーム以外の比率が高まってきており、広告主の業種や配信先アプリ媒体も拡大傾向にあると同社は分析する。