東芝デジタルソリューションズは4月17日、自分の声による合成音を作れる無料スマホアプリ「コエステーション」の提供を開始した。2018年4月17日現在はiOS版のみで、Android版は用意されていない。
コエステーションは、東芝コミュニケーションAI「RECAIUS」(リカイアス)の音声合成技術を活用したアプリ。自分の声の分身「コエ」を音声合成で作り上げ、ユーザーが入力したテキストを読み上げる。
コエを生成するにはまず、アプリが提示するセリフ(最短10文)をマイクに向かって話す。するとアプリがユーザーの声の特徴を学習し、「コエ」が作られる。セリフは、10文からなる「レベル1」から、200文からなる「レベル5」まで用意。セリフを読めば読むほど、自分に近い「コエ」を作成可能だ。
データ化したコエを診断する「Dr.Coeのコエ診断」や、あらかじめ設定したセリフを読み上げるコエのスタンプ「コエダシテコー! 」といった遊び要素も組み込まれている。
対応機種はiPhone 5S以降で、対応OSはiOS 10以降。なお使用するマイクには、Appleの純正イヤホンマイクが推奨されている。