ハイパフォーマンスかつ多機能なGEシリーズでは、筐体のさまざまなところにLEDを搭載した「GE Raider RGB」をアピールする。天板のライン、キーボード、USB Type-Aポートがきらびやかに光る。天板とキーボードはそれぞれ色の設定が可能。天板面はラインそれぞれで12分割した部分に色が設定できるという力の入れようだ。
外見だけではなく、中身ももちろん力が入っている。全モデルでCPUは、6コア/12スレッドのIntel Core i7-8750Hを搭載。また、グラフィックスは17.3型モデルでNVIDIA GeForce GTX 1070、15.6型モデルでNVIDIA GeForce GTX 1060を採用する。
ディスプレイはフルHDで、120Hz駆動/応答速度3msの高速駆動に対応する。また、NTSC カバー率 94%の色域も特徴の1つだ。
15.6型モデル「GE63 Raider RGB」は、Intel Core i7-8750H / NVIDIA GeForce GTX 1060 / 16GBメモリ / 256GB M.2(NVMe) SSD + 1TB HDDの構成で、店頭予想価格は税別260,000円前後。
17.3型モデル「GE73 Raider RGB」は、Intel Core i7-8750H / NVIDIA GeForce GTX 1070 / 16GBメモリ / 256GB M.2(NVMe) SSD + 1TB HDDの構成で、店頭予想価格は税別300,000円前後。
メインストリーム/エントリーも上位製品ゆずりのデザインにリニューアル
GPシリーズは、従来のGEシリーズをベースとしたデザインにリニューアル。天板はアルミニウム合金製パネルで、レーシングカーをイメージしたラインをあしらう。キーボードはLEDを内蔵。ユーティリティからイルミネーションを設定できる。
CPUはIntel Core i7-8750H、グラフィックスはNVIDIA GeForce GTX 1060、120Hz駆動対応のディスプレイで、メインストーム向け製品として十分なスペックを備える。冷却システムはこれまでハイエンドモデルで採用してきた「Cooler Boost 5」を搭載。2基のファンと7本のヒートパイプを備える。
15.6型モデル「GP63 Leopard」は、Intel Core i7-8750H / NVIDIA GeForce GTX 1060 / 16GBメモリ / 256GB M.2(NVMe) SSD + 1TB HDD / 15.6型フルHD(120Hz駆動)ディスプレイの構成で、店頭予想価格は税別230,000円前後。4月20日の発売を予定。
また、エントリー向けのGLシリーズもデザインをリニューアル。上位製品はブラックの筐体だが、GLシリーズは艶消しのグレーとなっている。キーボードのバックライトが赤色LEDという点も上位製品と異なる。
このほか、SLI対応モデル「GT83 Titan SLI」や、薄型モデル「GS73 Stealth」「GS63 Stealth」、一部店舗で販売するGFシリーズ、GVシリーズもCPUを第8世代Coreプロセッサに刷新している。
独自ユーティリティもアップデート
MSI製ノートPCに搭載されるユーティリティ「Dragon Center」が"2.0"にアップデートした。デザインを一新したほか、メモリ解放機能や、CPUやグラフィックスのデバイス情報を表示する機能などが追加された。
また、CPUのクロックやファンの回転数を制御して動作モード変える「SHIFT」機能にも、シアターモードやミーティングモードなど新たな動作モードが選択できるようになった。
さらに、新規機能「Gaming Mode」では、対応ゲームに合わせてキーボードのRGBイルミネーションや画面表示やサウンド機能の設定を自動で最適化、メモリ解放を行う。「Voice Boost」ではボイスチャットソフトとゲーム内の音とのバランスを潮汐する。
サウンド機能「Nahimic」もバージョンアップ。こちらもデザインを一新。USB接続 / HDMI接続 / Bluetoothでの接続などさまざまなサウンドデバイスと連携できるとした。
プロゲーミングチーム「SunSister」へのスポンサードを発表
発表会では、プロゲーミングチーム「SunSister」にMSIがスポンサードすることも発表された。主にPCなどゲームをプレイする環境の整備を行うほか、マーケティングといった部分で協力していくという。