富士フイルムは4月12日、中判ミラーレスカメラ「GFX 50S」用の交換レンズ「フジノンレンズ GF250mmF4 R LM OIS WR」を発表した。35mm判換算で198mm相当となる望遠レンズで、レンズ内に5段分相当の手ぶれ補正機構を搭載する。あらかじめ設定した位置にピントを瞬時に移動できる「フォーカスプリセット機能」を新たに搭載したのも特徴。ポートレート写真や風景写真を撮影するプロを中心に売り込む。希望小売価格は税別443,500円で、発売は5月下旬の予定。

  • GFX用の純正レンズとしてはもっとも焦点距離が長い「フジノンレンズ GF250mmF4 R LM OIS WR」

  • 富士フイルムの中判ミラーレス一眼「GFX 50S」で利用できる

GF250mmF4 R LM OIS WRは、レンズ鏡筒にマグネシウム合金を使用しており、軽量かつ堅ろう性に優れた設計とした。防塵防滴に対応しているほか、-10度の耐低温にも対応している。

同時に、焦点距離を1.4倍に高めるテレコンバーター「フジノンテレコンバーター GF1.4X TC WR」も発表した。希望小売価格は税別110,500円で、こちらも発売は5月下旬の予定。

  • 1.4倍のテレコンバーター「フジノンテレコンバーター GF1.4X TC WR」