KDDIは4月5日、新たなビジネスソリューションを創出するIoT、5G時代のビジネス開発拠点「KDDI DIGITAL GATE」を2018年夏、東京 虎ノ門に開設することを発表した。
「KDDI DIGITAL GATE」の目的は、KDDIの専門チームに加え、高度な専門性を持つパートナー企業で構成されるプロフェッショナル集団との共創により、「気づく」「創る」「学習し改良する」を迅速に行い、顧客とともに市場価値の高いサービスをいち早く社会に提供すること。施設には「先端テクノロジーを体感するスペース」「アイデアを創出するワークショップスペース」「開発スペース」があり、さまざまな人が交流できるオープンスペースも設置予定だ。
「先端テクノロジーを体感するスペース」では、IoT、5G、AR、VR、AIを活用したデータ分析ソリューション、クラウドコンピューティングなどによってさまざまな課題を解決に導くソリューションを、具体的な事例を使って体感できるプログラムが用意されている。
「アイデアを創出するワークショップスペース」では、デザイン思考型のワークショップやプロトタイピングを通じて、サービスの利用者であるエンドユーザーの体験を分析し課題を発見するとともに、最先端のテクノロジーを用いて、それらを解決するソリューションをデザインし検証できる。
また、ワークショップで生み出したソリューションは、「開発スペース」においてアジャイル開発手法によって迅速にプロトタイプ開発が可能。検証と改良を迅速に繰り返すアジャイル開発によって、短期間で効率的なプロトタイピングを実施する。
さらに、専門的なテクノロジーを有するプロフェッショナル集団とのコラボレーションにより、短期間で先進的なビジネスソリューションの構築をワンストップでサポートしていく。
