"時間を操作する現代ファンタジーRPG"として、スマートフォン向けに3月15日より配信がスタートするタイトル『23/7トゥエンティスリーセブン』の体験会が行われた。ともに実力派として人気の声優・内田真礼と内田雄馬が、姉弟でメインを務めることが話題となっている本作だが、体験会では、その緊張感あふれるバトルをいち早く体感することができた。
『23/7 トゥエンティスリーセブン』は、メインキャストに声優の内田真礼と内田雄馬を起用し、敵の王・ウォーダン役に俳優の松平健が担当するなど、注目を集めているスマートフォン(iOS/Android)向けRPG。プレイヤーは世界中の時計から"9時"が失われた世界を舞台に、主人公・神名ヒカリとなり、失われた時間を取り戻すべく戦いを繰り広げるストーリーとなっている。イベントには本作のプロデューサー・松元威氏と、ディレクター・植野将文氏が登壇し、ゲームのプレゼンテーションが行われた。
まず、松元氏は『23/7 トゥエンティスリーセブン』のこだわりポイントとしてシナリオ面を挙げ、人気作家の築地俊彦氏と氷上慧一氏が手がけるストーリーを、ライトノベルとしてゲーム内で閲覧できることをアピール。また、キャラクターデザインには、人気イラストレーターの凪良氏とlack氏を起用するほか、獅子猿氏、NECO氏、ぽん吉氏といった豪華イラストレーター陣が脇を固める。ゲーム内に存在するバース(エリア)を、それぞれのイラストレーターが担当することで、バースごとに世界の雰囲気が大きく異なっているという。
声優としてはメインキャラクターの内田姉弟、松平健の起用をはじめ、植田佳奈、大西沙織、釘宮理恵、下野絋、鈴木達央、日笠陽子など人気声優陣が参加している点にも注目。そのほか、テーマソング「サレンダー」は、2017年11月にメジャーデビューを果たしたギターロックバンド「ポルカドットスティングレイ」が担当。ボーカル/ギター・雫が本作のために書き下ろした楽曲となっているとのこと。
そして、本作の大きな特徴といえばバトルシステム。「『最強状態』から始まる『超高速RPG』」をコンセプトに、バトルを開始してから77秒間は無敵という特殊なルールが採用されている。植野氏は、主人公は「インビンシブル77」という特殊能力の持ち主で、クエスト開始時から77秒間は敵からの攻撃を一切受け付けず、この無敵の時間をいかに有効活用するかが戦いのカギになると解説した。
また、バトルはフリックで戦略を切り替えられ、状況に応じて「ACCEL」(左フリック)、「SHIELD」(右フリック)、「BULLET TIME」(上フリック)、「CHARGE」(下フリック)のモードが利用できるという。「ACCEL」は、ほかのゲームなどにある倍速モードのようなものだが、味方だけが高速攻撃できるというスグレもの。また、「SHIELD」は防御に特化したモードで、「インビンシブル77」の効果が切れやすいボス戦などで威力を発揮。そして「BULLET TIME」は、超高速攻撃(速度は「ACCEL」の約2倍)+敵が攻撃してこないというまさに無敵のモード。ただし「BULLET TIME」は、「CHARGE」モードでゲージを貯める必要があるため、発動タイミングが重要となる。
そのほか、本作の配信時期が3月15日に決定したほか、「AndApp」対応のPC版も3月22日に配信されることもアナウンス。また、事前登録が100万人を突破したことによる特典として★5のキャラクター「出雲阿国」がプレゼントされるとのこと。
プレゼンテーション後に行われた体験会では、ゲーム序盤をプレイできた。今回初プレイとなったが、操作がシンプルなことと、親切なチュートリアルのおかげで、ものの数分でゲームに馴染むことができた。特にボス戦の「インビンシブル77」の効果が切れるタイミングでは、モードを切り替えながらの緊張感ある戦いが楽しめる。敵の攻撃時のアナウンス「!」マークが表示されたら素早く「SHIELD」、攻撃を防いだら「ACCEL」または「CHARGE」→「BULLET TIME」を狙う戦い方は、実にハラハラしつつも病み付きになった。
また、フィールド上の移動は「手動」のほか、「自動最短」と「自動全踏破」というボタンを用意し、効率的な冒険ができるようになっている点も好感触。そのほか、キャラの強化やアビリティ開放、イベント/時限クエスト、8人のユーザーが各パーティを組んで強力な敵に挑む協力戦(マルチプレイ)などじっくりプレイの要素も満載のタイトルとなっている。
来週の15日のリリースを控えた『23/7 トゥエンティスリーセブン』。さらに詳しい情報を知りたい人は、公式サイトをぜひチェックしていただきたい。
(C)FUJISHOJI CO .,LTD. ALL RIGHT RESERVED.