キヤノンブースでは、ついにミラーレス化した人気デジタル一眼「キスデジ」こと「EOS Kiss M」をメインに展示しています。

  • 先日発表した入門者向けのミラーレス一眼「EOS Kiss M」を前面に押し出しているキヤノンブース

EOS Mシリーズと同じEF-Mマウントを採用したEOS Kiss Mは、上位モデル「EOS M5」に似た一眼レフカメラライクなルックスですが、最新の画像処理エンジン「DIGIC 8」の搭載などにより、機能や画質が大幅に向上。ミラーレスならではの軽量コンパクトさもあり、多くの来場者から注目を浴びていました。ハンズオンコーナーでは、素早く動き回る鉄道模型のジオラマを撮影して、高速オートフォーカスや高速連写などの性能をチェックすることが可能です。

  • EOS Kissのブランドをまとったミラーレス一眼「EOS Kiss M」。ホワイトのカラバリは表面に光沢があり、おしゃれな印象を与えてくれる

  • 装着しているレンズは18-150mmの高倍率ズームレンズ。しっかりしたグリップを備えているので、これぐらい長いレンズを付けても安定してホールドできる

  • 背面液晶はバリアングル式となる。液晶を見ながらのライブビューでも撮影性能が落ちないのは、ミラーレスならではだ

ブースを見ていると、肩からフルサイズのEOS DIGITALを提げた人が多く見受けられ、EOS Kiss Mの写りや操作感を確かめている様子が見られました。

  • 素早く動く鉄道模型を撮影し、AFや連写の性能を確認できるようにしていた

EOS Kiss Mと同時に発表されたデジタル一眼レフカメラの入門機「EOS Kiss X90」は、展示の台数がかなり少なく、ブースで見つけるのが大変でした。有効約2410万画素のAPS-Cセンサーを搭載したEOS Kiss X90は、買いやすい価格とこなれた性能で、エントリー層からもっと注目を集めてもいいカメラだと感じました(ボディ単体の想定価格は税別55,000円)。

  • 低価格のデジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss X90」。EOS Kiss Mと比べ、展示台数はかなり少なかった

  • キットモデルは、標準ズームレンズが付属する18-55レンズキットのみ用意する

  • 主力モデルの「EOS Kiss X9」などと異なり、背面液晶は固定式となる

ブースには、電動式の自動バウンス機能が話題のフラッシュ「スピードライト 470EX-AI」も展示されており、EOSユーザーが熱心に試している様子も見受けられました。