基本的な使い方を理解したところで、筆者が苦手な共立て(※)のスポンジケーキを作ってみました。我が家は4人家族で、それぞれの誕生日にはホールケーキを作っているのですが(年4回)、泡立てがいまいちのせいか、上手に焼けないことも多いんです。

スポンジケーキを焼くときは、卵の黄身と白身を分け、それぞれ泡立ててから混ぜる別立て(※)で作っています。そのほうが膨らみやすく、失敗しにくいんですね。共立てで作ったことも何回かありますが、ベーキングパウダーを入れても、上手に膨らんだことは一度もありません……。

※共立て : 卵の黄身と白身を一緒に泡立てる
※別立て : 卵の黄身と白身を分けて、別々に泡立てる

  • キッチンエイド、スタンドミキサー、Artisan Mini(アルチザン ミニ)

    卵などの材料を入れます

  • キッチンエイド、スタンドミキサー、Artisan Mini(アルチザン ミニ)

    最初はゆっくりで、徐々にスピードを上げます

アルチザン ミニなら! ということで、あえて共立て、ベーキングパウダーなしで作ってみました。アタッチメントのワイヤーホイップを使って、4個の卵を泡立てていきます。

すると、ふんわりなめらかな生地は、ボウルいっぱいに膨らみました!

  • ふんわりと泡立ちました!

  • 共立てでこんなにふっくらできたのは初めて

10分ほどでしっかり泡立ち、他の材料を加えて焼いたところ、ふわふわのスポンジケーキが完成! こんなにきれいなスポンジケーキはできたことがありません。さすがプロが使う道具だけあって、泡立てはお手のもの。毎回、子どもたちから「手作りケーキがいい」といわれていて、今回のケーキは特に評判がよかったようです。