ソフトバンク コマース&サービスは1月24日、ユニロボットが開発したロボット「ユニボ」(家庭向け)を170,640円(税込)で発売した。ユニボは、ユニロボットが開発した人工知能を搭載し、人間と対話を重ねることで日常会話を学習。ユーザーの趣味嗜好を記憶し、話しかける人によって異なる反応を示す。なおユニボを利用するには、月額3,980円(税込)の「基本パック」加入が必須だ。

  • ロボット「ユニボ」

    ユニボ

ユニボは、顔を表示するディスプレイを備えた対話型のパートナーロボット。顔認識できるカメラや音声認識エンジンなどを搭載し、ユーザーの顔や声を認識することで喜怒哀楽を"推察"。感情に合わせたコミュニケーションが行える。たとえば悲しいときは励ましの言葉をかけ、優しい音楽をかけてくれるとしている。写真撮影やビデオ通話も可能で、画素数は500万画素。

  • ロボット「ユニボ」

    ユーザーの喜怒哀楽を察知する

また、その日の季節や家族の気分、冷蔵庫の中身まで考慮し、食事の献立をアドバイス。無線LAN(IEEE802.11b / g / n)と有線LANに対応し、ネットを通じて食材の調達を手配できる。

このほか、赤外線学習リモコンや、焦電赤外線センサー、タッチセンサーを備え、テレビリモコンの赤外線を記憶させれば、音声でテレビを操作できる。無線LANを介して、家電製品との連携も可能だ。

電源は家庭用コンセントだが、2,450mAhのバッテリーも内蔵し、電源につながなくても1時間稼働する。ディスプレイサイズは7.0インチで、画面解像度は1,920×1,200ドット。可動するのは首(左右144度、上下44度)と両腕(前後90度)。本体サイズはW26×H32×D16cm、重量は約2.5kg。

専用ECサイト「ユニボストア」では、ユニボに機能を追加するアプリを販売中。「ユニボ歌います」アプリ(無料)や、「動画再生(YouTube)」アプリ(無料)などをダウンロードできる。

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