利用例として2人のゲストが登壇。最初は日本マイクロソフトの千代田氏で、テクニカルエバンジェリストの立場と、副業の「漫画家」という点からCanvasを紹介。

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    日本マイクロソフト テクニカルエバンジェリスト 千代田まどか氏

お絵かき用としては、「スクリーンに適度なサラつきがあって、紙に書くような自然に書き味」をメリットとして挙げる。画面が広く、トーテムのショートカットが便利。特に、ダイヤルを回すだけでアンドゥとリドゥができるところを評価していた。

千代田氏はテクニカルエバンジェリストの立場から、Windows 10がタッチとペンに続くUXとして、トーテムでも使われている「Windowsホイールデバイス」をアピール。Windows 10の設定からアプリごとに異なるメニューを設定できることを紹介した。

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    Dell Canvasを試用してよかったのは、やはり広い画面と遅延のないペン。トーテムに対応したグラフィック系ソフトでは、アンドゥとリドゥ機能がお気に入りとのこと

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    「Dellにマスコットがいらっしゃらないので、うちの『クラウディアさん』を描きました」とのこと。トーテムによるアンドゥとリドゥを説明

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    Windowsホイールデバイスは、アプリごとに機能の設定が可能

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    エバンジェリストらしく、プログラマー向けのセミナーでは定番のライブコーディングも行ったが、「思ったよりも食い付きがよかった」という。画面に出ている3行のコードを足すだけで新規のメニューを追加できる

アドビシステムズの古田氏は、Adobe Photoshop CCとAdobe Premier Pro CCを使ったデモンストレーション。タッチ対応のオールインワン・デスクトップワークステーションと組み合わせることで「全体画像は4K画面のPrecision 5720で見ながら、部分的な拡大と編集をCanvas上で行うと、全体を把握しながら作業できて効率的」と話した。

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    アドビシステムズ マーケティング本部ビデオ製品担当 古田正剛氏

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    Adobe Photoshop CCを使用したデモ

アドビシステムズも、アプリケーションのホイールデバイス対応を積極的に進めている。今回のデモでは、キーボードに一切触れずに作業し、ペンとトーテムだけでもかなりの操作ができることを実証していた。

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    Adobe Premier Pro CCのVR動画編集。全天周カメラで生成されたEqui-rectangular(正距円筒図法)形式のVRビデオを、手前のDell Canvasで編集。全体をオールインワン・デスクトップワークステーションで確認

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    Dell Canvasにて、VRグラスで見た部分画像も確認。ペンで視角を変えつつ、評価できるようになっている