10世代目となるMAXIMUS FORMULA

ASUSの「ROG MAXIMUS X FORMULA」は、第8世代Core向けゲーミングマザーボードのハイエンドモデル。お馴染み「ROGアーマー」を基板の両面に備えたモデルで、水冷/空冷両対応の「CrossChill EK II」クーラーを搭載、水冷時にはMOSFETの温度を35℃まで下げることが可能だという。価格は56,000円前後。

  • ASUSの「ROG MAXIMUS X FORMULA」。Z370を搭載するATXマザーボードだ

  • 水冷対応のクーラーを搭載。基板上にOLEDパネル「LiveDash」も備える

また、その下位モデルとなる「ROG MAXIMUS X CODE」も発売となっている。クーラーが空冷専用となっている以外、仕様はほぼFORMULAと同じ。水冷化するつもりがなければ、こちらの方がコストパフォーマンスは良いだろう。価格は48,500円前後。

  • 下位モデルの「ROG MAXIMUS X CODE」。クーラー以外はほぼFORMULAと同じ

19スロットのマイニング向けマザー!

マイニング向けマザーボードがASUSからも登場。この「B250 MINING EXPERT」というモデルは、なんと19個ものPCI Expressスロットを備えるのが大きな特徴だ。別途ライザーカードが必要となるものの、PCI Express x1スロットを横に3つ並べて配置することで、ATXサイズでありながらこのスロット数を実現した。価格は17,000円前後。

  • ASUSの「B250 MINING EXPERT」。PCI Express x1を横にも並べた

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合計19スロットもあるため、ATX12V電源コネクタは3つ搭載。各スロットにはデカップリングコンデンサが設置され、グラフィックスカードへの安定した電力供給を実現する。またマイニング向けの機能として、最適なBIOSモードや、各スロットの状態を表示するPOST画面などが用意されている。

ただし、利用できるグラフィックスカードの枚数には注意。GeForceとRadeonを混在させても13枚までしか利用できず、それ以上搭載する場合には、NVIDIA P106を搭載したカードが必要になるとのこと。

  • グラフィックスカードの搭載方法。フルに使うにはP106が必要