会場には実写可能な両者の実機が展示され、ラジコンカーを撮影してフォーカスの速度や連写性能を体感したり、暗所での高感度撮影および手ブレ補正効果が検証できる撮影体験コーナーなどが設けられていた。実機の写真を存分にご紹介しよう。

発表会の1コマ

「LUMIX G9 PRO」と「LEICA DG ELMARIT 200 mm/F2.8/POWER O.I.S.」の実機写真を存分に!

まず、タッチ&トライコーナーで触ることができた「LUMIX G9 PRO」と「LEICA DG ELMARIT 200 mm/F2.8/POWER O.I.S.」の実機やアクセサリーから。価格やスペック、機能については、別記事『パナソニック、レンズ交換式ハイエンドミラーレス「LUMIX G9 PRO」』、『パナソニック、1.4xテレコン同梱レンズ「LEICA DG ELMARIT 200 mm/F2.8」』をぜひご覧いただきたい。

LUMIX最新機種「G9 PRO」。「道具としてのカメラ」が薫るデザイン

背面の操作系は主に右側に集約されている

オーソドックスなカメラデザインをより練り込んだイメージ

液晶モニターはタッチパネルでバリアングル方式。このフォーカスポイントの数を見よ!

いわく「3本の光がレンズの光軸へ向かうデザイン」のトップカバー。横のモードダイヤルの赤い鉢巻きは「カメラマンの情熱」を表すという

軍幹部にはサブ液晶モニターを装備。バックライトのオレンジは同社の携帯電話のバックライトと同じ色だ

手に持ったところ。コンパクトでありながら小さすぎない、実に持ちやすいサイズと重量感

ミラーレスには珍しい深いグリップのホールド感は「極上」。グリップテクスチャーも新たに開発したという

プロ用の名に恥じないダブルスロット。双方ともにUHS-IIに対応という豪華さ

剛性の高いダイカストシャーシーを採用

グリップとテクスチャーの試作

ボディに塗布されたブラックの塗料もこだわりの作。吹付けのテクスチャーにも高級感が漂う

LUMIX G9 PROにおけるプロダクトデザインの解説。なんと、インスピレーションを得たのはバチカン美術館所蔵の「ベルベデーレのトルソ」!

フォーカスの速さと連写能力をRCカー撮影で体験! もう少し上から撮れれば、より撮りやすかったが……

手ブレ補正体験コーナー。この暗さではシャッター速度が遅めになってしまうが、6.5段の補正効果のおかげでしっかりと写る

時代は顔認識から「人体認識」へ。ディープラーニングで膨大な人体像を学習させた結果、人体を認識してフォーカスできるようになった

ショルダーストラップ「DMW-SSTG9」

バッテリーグリップ「DMW-BGG9」

参考出品のG9 PRO専用水中ハウジング。メーカーは「ノーティカム」社

ケーブル接続によるPCからのリモート撮影ソフトも展示されていた

国内外のカメラマンによって実機撮影された作品の数々

「LEICA DG ELMARIT 200 mm/F2.8/POWER O.I.S.」を装着した状態。片手で持てるサイズで400mm F2.8相当!

フォーカスプリセット機能を搭載。スライドスイッチを「MEMORY」にしてボタンを押すとそのフォーカス位置を記憶、その後の撮影でフォーカス位置が変わっても、「CALL」に合わせてボタンを押すと、記憶した位置に一瞬でフォーカスが戻る

懐かしいとも流行りともいえる絞りリングを装備

控えめな「ELMARIT」の文字が奥ゆかしい。フィルター系は77mm

丸型のフードが付属

レンズ接点とマウント基部

「LEICA DG ELMARIT 200 mm/F2.8/POWER O.I.S.」には、1.4倍のテレコンバーター「DMW-TC14」(奥)が同梱される。手前は別売りの2倍テレコンバーター「DMW-TC20」

モデルさんを交えてのフォトセッション