ポケモンと日本マイクロソフトは26日、ポケモン公式LINEアカウントに、感情的なつながりを重視するAIを導入した。これにより、ユーザーは、ポケモン「ロトム」とLINEで会話を楽しめるようになる。実施期間は2018年1月31日まで。

ポケモン「ロトム」とLINEで会話可能に

ポケモン公式LINEアカウントに導入されたAIの「ロトム」では、マイクロソフトがLINEやTwitterなどで展開している女子高生AI「りんな」で培われた技術が活用され、リアルタイムでユーザーからの問いかけに返答する。

会話を進めると「ロトム」がユーザーの会話力を診断したり、2017年11月17日に発売する「ポケットモンスター」シリーズ最新作「ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン」の舞台、アローラ地方のポケモンを紹介したりする。また、ポケモンの名前でユーザーとしりとりすることも可能。「ロトム」と仲良くなると、「ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン」で利用できるプレゼントを受け取れるという。

会話が進むと「会話力」診断もできる

ポケモンに関する会話は、インターネット上のデータに加え、800種類以上のポケモン公式図鑑データや、ユーザー間のオンラインバトルデータを利用。日本マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」上でAIが稼働する。

ポケモンしりとりはイラスト入り。しりとりは、マイクロソフトの女子高生AI「りんな」の得意技でもある