基本性能は第8世代のQuad Core CPUであるIntel Core i7(NX850、NX750)、Intel Core i5(NX550)の採用により、従来比で40%のパフォーマンス向上となった。特にNX850ではストレージにPCIe接続の128GB SSD+1TB HDDを採用したことで、約10.6秒でのOS起動を実現している。
また、標準ではSSDを搭載しないNX750とNX550を対象に、SSD増設サービスも提供する。128GBが29,800円、256GBが43,800円、512GBが57,800円(いずれも税別)で、12月1日以降より提供開始の予定だ。
インタフェース類は3モデルともすべて同じだ。本体カラーも各モデル、グレイスブラックシルバー、グレイスホワイト、グレイスゴールドの3色展開となる。
本体左側面には奥から電源ポート、排気口、HDMI出力端子、USB3.1 Type-C、SDメモリーカードスロット、ヘッドホンマイクコンボジャクが並ぶ(左)。本体右側面には手前から電源ボタン、USB3.0×2、ブルーレイディスクドライブが並んでいる(右) |
重厚感ある頑丈なきょう体が好印象
質感のためか手に持ってみると、約2.3kgの本体重量が少し重たく感じられなくもない。だが、その質感の高さから従来のStandardシリーズよりも遥かに頑丈そうに見える。ホームノートPCの位置付けなので据え置いての利用が基本だと考えると、高級感につながる重厚感には好印象を抱くユーザーも多いのではないだろうか。
NEXTシリーズの機能を磨き上げるうえでは、削ぎ落としたものも多くある。ユーザーが自分で登録した機能を呼び出せるワンタッチスマートボタンや、有線LANポートは廃止。スピーカーBOXもYAMAHAサウンドではなく、より簡易なものを本体の底面手前側に配置する形になっている。
最後にNEXTシリーズのデビューを記念したキャンペーンも告知された。これは2017年10月17日~2018年11月16日までの1カ月間にNEXTシリーズのいずれかを購入し、キャンペーンサイトから応募したユーザーを対象に、もれなく5,000円相当のカタログギフトをプレゼントする内容。
応募に際しては、製品保証書、購入時のレシートまたは納品書を撮影したデータが必要となるので注意が必要だ。応募期間は10月17日~12月15日まで。カタログギフトの到着には応募から1カ月程度掛かる見通し。