ビックカメラは10月16日、スマートフォンのAR(拡張現実)アプリを使って家電製品を自身の部屋に実物大で合成表示するシミュレーションサービスを、インターネットショッピングサイト「ビックカメラ・ドットコム」において導入すると発表した。

ARアプリの利用イメージ

同サービスは、オープンイノベーションプログラム「ビックカメラアクセラレーター2017」でヒナタデザインが開発した、スマートフォンで簡単にARを実現できるアプリ「scale post viewer AR」を活用したもの。ECサイト「ビックカメラ・ドットコム」に設けた同サービス専用ページにて、デザイン性の高い人気の家電48アイテムを選出し、「scale post viewer AR」に対応させる実証実験を行う。

同社ではこれにより、「商品を購入する前に、自分の部屋に商品を配置した際のサイズ、色合いや雰囲気を確かめたい」といった要望に応えられるとしている。

「ビックカメラ・ドットコム」AR専用ページ

同サービスを使うには、まずアプリ「scale post viewer AR」をダウンロードし、「ビックカメラ・ドットコム」の専用ページにアクセスする。そこから合成表示したい商品を選択し、商品を合成表示したい場所に、位置を指定するARマーカーを設置することで、AR画面で商品を合成表示することができる。

ARマーカーイメージ