米Oculus VRは10月11日 (現地時間)、VRヘッドセット「Rift」と専用コントローラ「Touch」のセット「Rift + Touch Bundle」を399ドルに値下げした。今年のサマーセールの価格と同じであり、同社は「最高のVR体験を最も手頃な価格で」とアピールしている。

昨年3月にRiftが発売された時はRiftのみで599ドルだった。昨年末にTouchが登場した時点でRift + Touchのバンドルセットは798ドルだったが、今年3月に598ドルに値下げされた。そして今年7月、ユーザーを増やして対応ソフトウエアを増やす良循環を生み出すために「Summer of Rift」という期間限定のサマーセールを行った。

Oculusによると、Summer of Rift以降、高性能なVRハードウエアと、それを活かしたゲームを求める声が高まっており、このままユーザー拡大が継続するように値下げに踏み切った。同じ日に同社は、開発者カンファレンス「Oculus Connect 4」(10月11日~12日)において、VRユーザーを10億人に増やすという目標を示した。バンドルセットの購入者は、セットアップ完了後に「Lucky’s Tale」「Medium」「Toybox」「Quill」「Dead and Buried」「Dragon Front」「Robo Recall」といったVRソフトを無料で入手できる。