ハーマンインターナショナルは10月5日、Googleの音声アシスタント機能「Google Assistant」を搭載したスマートスピーカー「JBL LINK 10」「JBL LINK 20」を発表した。発売は2017年内。価格はオープンで、公式通販サイトでの販売価格は、JBL LINK 10が15,000円前後(税別)、JBL LINK 20が20,000円前後(税別)。

左がJBL LINK 10、右がJBL LINK 20

両製品は、Googleの音声アシスタント機能「Google Assistant」を利用できるスマートスピーカーだ。Wi-Fiでインターネットに接続し、「OK Google」とスピーカーに声掛けした後に用件を伝える。たとえば「OK Google、今日の天気を教えて」というと天気を教えてくれる。ほかにも、スケジュールを登録して、「OK Google、明日の予定は? 」と尋ねると予定を確認できる。

空間になじむリッチなデザインとなっている

また、「Chromecast built-in」テクノロジーにより、Google Play MusicやSpotifyなどの音楽ストリーミングサービスにアクセスして、音楽の再生も可能だ。コンパクトながら、JBL製のフルレンジスピーカーを2基搭載。パワフルで迫力のあるJBLサウンドを楽しめるとしている。再生周波数帯域は65Hzから20kHz。

電源はリチウムイオンバッテリー。IPX7の防水性能も備えているため、屋外のアウトドアでも使える。Bluetoothスピーカーとしても利用可能で、Bluetoothのバージョンは4.2。コーデックはSBCで、24bit/96kHzの音源を再生可能だ。

JBL LINK 10は、サイズがW86×H169×D86mm、重量が約710g.45mm径のフルレンジスピーカーを2基搭載し、最大出力は8W×2。充電時間は約4時間、連続再生時間は約5時間。充電用USBケーブルが付属する。

JBL LINK 20は、サイズがW93×H210×D93mm、重量が約950g。50mm径のフルレンジスピーカーを2基搭載し、最大出力は10W×2。充電時間は約4.5時間、連続再生時間は約10時間。充電用USBケーブルのほか、AC電源アダプタが付属する。