NECは、東京海上日動火災保険と共同で、サイバー攻撃を発見した際の迅速な初動対応サービスと、深刻なインシデント発生時の高度なフォレンジック解析の費用を補償するサイバー保険を組み合わせた「ActSecure (アクトセキュア)サイバー攻撃初動対応支援サービス」を製品化し、10月から販売すると発表した。

このサービスは、NECのセキュリティ要員がサイバー攻撃を受けた疑いのあるPCを調査することで、解析受付から解析結果の報告までの一連の初動対応を24時間以内に実施すもの。また、万一深刻なインシデントが発見された場合、NECグループのセキュリティ専門企業である株式会社サイバーディフェンス研究所(以下 CDI)のフォレンジック解析により、サーバやネットワーク機器を含むシステム全体を対象とした緊急対応を実施する。

サービスには、東京海上日動のサイバー保険を付帯するため、300万円の範囲内で緊急時のCDIのフォレンジック解析の費用を補償するとともに、解析要員の手配や保険適用時の手続きをNECが一元的に行う。

価格(税別)は月額25万円~。