ソニーは9月12日、ブロック型のICレコーダー「ICD-TX800」を発表した。発売は10月7日。価格はオープンで、推定市場価格は税別20,000円前後。カラーはブラックとホワイトの2色を用意する。

ICD-TX800。左が本体で右がリモコン

ICD-TX800は、高性能デジタルマイクを内蔵した本体と、付属の操作用リモコンで構成。本体にはクリップが付いており、カバンや洋服のポケットなどに取り付けて録音できる。iOS・Android用アプリ「REC Remote」に対応、スマートフォンからの操作にも対応する。

使用イメージ

音声はマイク内部でダイレクトにデジタル変換するため、小型でも高音質で録音するという。内蔵メモリは16GBで、リニアPCM 44.1kHz/16bitで21時間35分、MP3 128kbps(ステレオ)で238時間、MP3 48kbps(モノラル)で636時間録音できる。

カラーは2色

ボタンを押すだけで録音を開始する「ワンプッシュ録音」や、何分後に録音を開始するか設定できる「録音開始タイマー」を搭載。録音設定は、こすれ音をカットする「ポケット」のほか、「会議」「講演」「ボイスメモ」「インタビュー」などを用意し、シーンに合わせて選べる。

急速充電に対応し、約3分の充電で約1時間の録音が可能。フル充電時の録音時間は約15時間となっている (MP3 48kbps録音時)。スピーカーは内蔵しておらず、録音した音声は本体にヘッドホンを接続して聴く。

サイズと重量は、本体がW38×H38×D13.7mm / 約22g、リモコンがW38×H38×D10.8mm / 約12g。リモコン以外の付属品は、ステレオヘッドホン、専用ヘッドホン接続ケーブル、キャリングケース、USBケーブル、パソコン用ソフト「Sound Organizer 2」(本体メモリ内蔵)。

幅38mmと超小型