フォルダを追加するだけで設定完了

バックアップと同期をインストールしたら、バックアップの設定を行う。設定画面はとてもシンプルで、作業は数分で終わる。アップロードしたいフォルダを追加するのと、デジタルカメラやスマートフォンの写真、動画のバックアップに、Googleフォトを使うかどうかを指定するだけだ。

「バックアップと同期」をインストールすると、設定が立ち上がる。まずはGoogleアカウントでログイン

バックアップおよび同期する内容を選択。任意のフォルダを指定するには、「すべてのファイル形式をバックアップ」を選ぶ

バックアップおよび同期したいフォルダを選択

アップロードするフォルダに写真や動画が含まれているときは、Googleフォトにも自動でアップロードされる。写真と動画のアップロードサイズは、「高画質」と「元の画質」から選ぶ。「高画質」を選択すると、Googleのストレージを利用せずにファイルを無制限にアップロードできる。おすすめはもちろん「高画質」だが、容量節約のため写真はサイズが16MP(メガピクセル)を上回る場合16MPまで縮小、動画は1080pまで縮小される。見た目で違いがほとんどないとはいえ、オリジナルのファイルを保存できるわけではない点は注意したい。

Windows 10の場合、通知領域の「バックアップと同期」アイコンをクリックして設定を呼び出せる

Mac

Windows

バックアップと同期の設定画面を開いて、バックアップの設定を行う。「フォルダを追加」をクリックしバックアップするフォルダを選択

また、「新たに追加された写真と動画をGoogleフォトにアップロード」をオンにしておくと、デジタルカメラやSDカードを接続したとき、Googleフォトへ写真や動画をバックアップできるようになる。写真の保存フォルダをアップロード対象に追加していないときは、オンにしておくとバックアップの手間が省ける。

Mac

Windows

画面の下半分では画像や動画のアップロードについて設定を行う

設定画面の残る2つのタブには、「Googleドライブ」の同期設定と、アカウントの設定がある。Googleドライブの「マイドライブ」はデフォルトで同期される設定になっているので、とくに変更する必要はない。さっとのぞいておくだけで十分だ。

Mac

Windows

Googleドライブの「マイドライブ」は、デフォルトでは自動で同期される

Mac

Windows

「設定」タブでは容量のアップグレードやアカウントの切断、ファイルを削除したときの動作などを設定できる