アライドアーキテクツは7月28日、UGC(User Generated Contents:ユーザー生成コンテンツ)を活用したSNS広告クリエイティブプラットフォーム「Letro」において、広告クリエイティブの効果を事前予測する人工知能「MILA」を搭載すると発表した。

「Letro」は、Facebook広告APIと連携し、UGCの「収集」から利用許諾などの「確認」や「活用」までをワンストップで行うサービス。5000人以上のInstagramユーザーと連携し、短期間で容易にUGCを生成することができる。

今回、同社の提唱する「クリエイティブをテクノロジーで科学することで、ユーザーと企業双方にとって、より良い広告クリエイティブがより少ない工数で配信され最適化されることを目指す」という「Creative Tech」構想の第一弾として、人工知能「MILA」を同サービスに搭載した。

これにより、それぞれのUGCを画像解析したコンテンツ要素や、過去の広告出稿データなどのパフォーマンス要素を独自のデータとして蓄積・分析し、SNS上に大量に存在するUGCのなかから過去に広告効果の高かったクリエイティブと共通する要素のあるUGCを見つけ出すことで、広告効果の高いUGCを事前に予測・提案することができるようになったという。

同社では、「MILA」の搭載によって企業は、より広告効果が高いクリエイティブをより少ない工数で出稿することが可能となるとしている。