微調整はポートレート改良スライダーで

PortraitPro 15では、基本的にプリセットから調整項目を選び、それを適用するだけでレタッチが完成する。しかし、より細かく調整したいときもあるだろう。その方法を紹介したい。図10の状態から、[メークアップ-完全メーク 3]を選ぶ。このプリセットでは、まさに化粧が施される。

図11 [メークアップ-完全メーク 3]を適用

PortraitPro 15は、白人系の写真のレタッチをデフォルトにしているため、このプリセットを行うとアジア系の顔には化粧がやや濃いめになってしまうことが少なくない。このままではちょっと、と感じることもあるだろう。そこで、その調整方法を紹介したい。プリセットの下にあるポートレート改良スライダーで、[メークアップコントロール]を選ぶ。すると、化粧項目のスライダーが表示される。このスライダーを調整することで、適用度合いを調整する。この写真の例でいけば、値を少なくする方向で調整する。

図12 メークアップコントロール

個々の項目についても、さらに細かく調整が可能である。

図13 アイシャドーの上部分

適用度合いだけでなく、肌合い、形、色も調整可能である。このあたりを納得できるまで調整していけばよいであろう。残念ながら、筆者はメークなどをやったことがないので、あまり結果に自信がない。しかし、図12と比較して変化があることは理解いただきたい。

図14 メークを微調整

男性のポートレート写真も

このようなレタッチソフトでは、多くの場合、女性や子供であることが多い。PortraitPro 15では、男性のポートレート写真でもかなり効果を得ることができる。

図15 男性のポートレート写真をレタッチ

途中経過は省略するが、以下のプリセットを実行した。

[追加-肌-シワをなめらかにする]
[男性-完全整形]
[追加-口-歯を白くする]
[写真コントロール-明るくする]

たった、4つのプリセットであるが、まるで別人のように変化している。最後に、いくつかのポートレートのレタッチ前後を比較した動画をお見せしよう。

図16 レタッチ前後を比較

ライフボートによれば、PortraitPro 15に関して葬儀業界などからも問い合わせがあるとのことだ。遺影写真など作成に使われると予想される。実際に、PortraitPro 15を使うことで、かなり見栄えのよい遺影写真となるだろう。こういった使われ方もユニークといえるだろう。