カスタマイズも可能な簡易水冷

Fractal Designの「Celsius」は、オールインワン型の水冷CPUクーラーだ。簡易水冷ながら、標準規格のフィッティングを採用しており、カスタマイズが可能。これをベースに、パーツを交換・追加していくのもいいだろう。冷却は、PWMモードのほかオートモードも用意。オートモードでは、冷却性と静音性のバランスを最適化できるという。

Fractal Designの「Celsius」。2モデルがラインナップしている

水冷ヘッドは薄型。消音素材を採用し、静音性にも優れるという

ファンは新型の「Dynamic X2 GP-12」を搭載。この新型ファンは耐久性が向上しており、MTBF(平均故障間隔)は従来の4万時間から10万時間へと強化された。ラジエータのサイズは24cmと36cmの2種類で、価格はそれぞれ、23,500円前後と27,000円前後。また同時に、新型ファンの単体販売も開始されている。

12cmファン「Dynamic X2 GP-12」。カラーは白と黒の2種類だ

14cmファンの「Dynamic X2 GP-14」も。MTBFはこちらも10万時間

Noctuaから大口径ファンと薄型ファン

Noctuaの「NF-A12x15」は、15mm厚の12cmファン。通常の25mm厚ファンよりも薄いため、ロープロファイルのCPUクーラーや、スリムタイプのPCケース等での利用に適している。3ピンとPWMの2種類が用意され、PWMモデルの回転数は450~1,850rpm、ノイズレベルは23.9dBA。オリオスペックでの価格は2,214円。

Noctuaの「NF-A12x15」。回転数変更アダプタも付属している

厚さは15mm。薄型ファンながら、寿命は15万時間以上を誇る

また、大口径の20cmファン「NF-A20」も同時に発売となっている。こちらも3ピンとPWMの2種類があり、PWMモデルの回転数は350~800rpm、ノイズレベルは18.1dBA。同ショップでの価格は3,802円だ。

こちらは「NF-A20」。同社製ファンとしては最大径のモデルとなる

取り付け穴は各種を用意。ケースに合うかどうかチェックしておこう