この連載では、ガジェット愛にあふれたライター・ジャイアン鈴木氏が足の向くまま気の向くままに、琴線に触れたガジェットをレビューしていきます。今回は番外編です。

アクションカメラと言えば「GoPro」が代名詞的存在ですが、それなりの大きさがあるため狭い場所に設置できなかったり、仰々しくて威圧感を与えてしまうことがあります。そこで今回ご紹介したいのが上海問屋の販売する「Wi-Fi接続 超小型・軽量アクションカメラ」です。

吸盤アタッチメントでメガネに設置。本体と吸盤アタッチメント合わせて実測27.3gなので、なんてことでしょう! 実に自然なかけ心地です!!

「Wi-Fi接続 超小型・軽量アクションカメラ」直販価格14,999円

GoPro HERO Sessionより安く軽い! スペックはちょっと控えめ

GoProのコンパクトモデル「HERO Session」が38.2×38.2×36.4mm、重量約74g。本製品が42×42×20mm、重量約25g。前面投影面積はHERO Sessionのほうがコンパクトですが、「Wi-Fi接続 超小型・軽量アクションカメラ」はそのぶん薄く、そして約1/3軽く仕上げられています。

とは言ってもHERO Sessionは単体で防水性能を備えていたり(Wi-Fi接続 超小型・軽量アクションカメラは防水ケース[IPX8、30m防水]が付属)、カメラとしての基本機能は「Wi-Fi接続 超小型・軽量アクションカメラ」より上です。用途に応じて使い分けるのがよいでしょう。

【主なスペックを比較】

Wi-Fi接続 超小型・軽量アクションカメラ HERO Session
最大動画解像度 1,920×1,080ドット/30fp 1,920×1,440ドット/30fps
最大静止画解像度 800万画素 800万画素
バッテリー容量 400mAh 1,030mAh
連続動作時間 約75分 約120分
サイズ/重量 42×42×20mm/約25g 38.2×38.2×36.4mm/約74g
価格 直販価格14,999円 実売価格23,000円前後
※HERO Sessionは本体だけで水深10mの防水性能を備えています

本製品にはディスプレイはなく、非常にシンプルな作りです。ボディに設けられているのは、電源/Wi-Fiボタン、シャッターボタン、microSDカードスロット、microUSBポート、LED(電源/Wi-Fi)、LED(充電)など。

スマホアプリが用意されていますが、単体でも撮影操作は可能です。電源/Wi-Fiボタンをワンプッシュすると電源が入り、LED(電源/Wi-Fi)が緑色に点滅します。この状態でシャッターボタンをワンプッシュすると静止画を記録し、シャッターボタンを長押しすると動画の撮影が始まります。動画撮影を停止するにはもう一度シャッターボタンを押します。ちなみに電源/Wi-Fiボタンを2回早押しするとLED(電源/Wi-Fi)が青色の点滅に数秒変わり、Wi-Fiの待ち受け状態に移行します。

本体前面。ほとんど目立ちませんが、レンズ左上にはモーションセンサー、左下にはマイク、右下にはブザーが内蔵されています

本体背面。右上にストラップホールが用意されています

本体天面。左からLED(充電)、シャッターボタン、LED(電源/Wi-Fi)

本体底面。左からmicroUSBポート、microSDカードスロット

本体左側面。中央にあるのは電源/Wi-Fiボタン

本体右側面にはなにもありません