トレンドマイクロは3月9日、Wi-Fi利用時の通信を暗号化し保護するスマホ・タブレット向けのセキュリティアプリ「フリーWi-Fiプロテクション」を、同日より発売すると発表した。

価格(税込)は、1年版ライセンスが2,900円、2年版ライセンスが5,000円。

同アプリはAndroidとiOS対応し、「ウイルスバスター モバイル」と併用することで、不正アプリや危険なWebサイトからの保護に加え、通信の盗み見を防ぐことができるという。

同アプリは、フリーWi-Fiのアクセスポイントを介した通信がVPNで暗号化され、さらに、かんたん自動接続の機能により、通信を暗号化していない安全性が低いフリーWi-Fi接続時や、ユーザが指定したWi-Fiへ接続する際に、自動的に通信を暗号化する。

メイン画面

通信暗号化設定画面

また、「フリーWi-Fiプロテクション」インフラとクラウド型セキュリティ技術基盤「Trend Micro Smart Protection Network(SPN)」が連携することで、スマートフォンで「フリーWi-Fiプロテクション」インフラを経由してインターネットを利用する際に、ユーザがフィッシング詐欺サイトや偽サイトなど、不正サイトへアクセスすることをブロックする。

「フリーWi-Fiプロテクション」の利用イメージ図