強力な手ブレ補正機能「Dual I.S.2」
LUMIX GH5では手ブレ補正とAFもそれぞれ進化した。GHシリーズでは初めて手ブレ補正機構をボディに内蔵。ボディ内5軸補正とレンズ内2軸補正を連動させ、シャッター速度換算で最大5段分の補正効果を発揮する「Dual I.S.2」を利用できる。補正は静止画だけでなく動画や6K/4K PHOTOでも機能する。
今回の実写では、キット付属の標準ズーム「LUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.」を慎重に構えた場合、12mm側でシャッター速度1/2秒を、60mm側でシャッター速度1/5秒をそれぞれ手持ちでシャープに撮ることができた。暗所での安心感を高める、ありがたい性能といえる。
注意したいのは、ボディ内補正とレンズ内補正を組み合わせた「Dual I.S.2」を使うにはパナソニック製の対応レンズが必要になること。同じマイクロフォーサーズレンズでも他社製品の場合には、レンズ内またはボディ内の補正のみとなる。
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標準ズームのワイド端を1/2秒で手持ち撮影。シャッター優先AE (F11 1/2秒) ISO200 WB:太陽光 焦点距離:12mm レンズ:LUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S. |
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標準ズームのテレ端を1/5秒で手持ち撮影。シャッター優先AE (F5.6 1/5秒) ISO500 WB:太陽光 焦点距離:60mm レンズ:LUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S. |
AFシステムには、ミラーレスカメラで一般的なコントラストAFに独自の測距技術「空間認識AF」を組み合わせている。この設計は既存モデル「GH4」と同じだが、演算の高速化によってクラス最速の合焦速度0.05秒を実現。加えて、AFエリア数は49点から225点に、AF追従の連写速度は7コマ/秒から9コマ/秒に高められている。
試用では、動きのある被写体や多少薄暗いシーンでも、大きく迷うことなくスムーズに合焦するAF性能を実感できた。最近の他社ミラーレス上位製品では、コントラストAFに像面位相差AFを併用するものが増えているが、GH5は位相差AFを使わずに、スピーディな動体追従が可能になっている。