楽天は2月23日、空き駐車場を貸したいオーナーと駐車場を探すドライバーのマッチング・プラットフォームを提供する駐車場シェアリングサービスである「ラクパ」を開始した。当初のサービス対象地域は東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県、サービス開始時の駐車場数は約1000台。

サービスの概要

新サービスはインターネットを通じて、ビルや住宅のオーナーには保有する空き駐車場を気軽に貸し出せるようにし、ドライバーには空き駐車場を事前予約できるようにするもの。

利用者は、PCやスマートフォンのWebサイト及びスマートフォン用アプリから、楽天会員IDでサービスの利用が可能だという。

また、クレジットカードで容易に決済できると共に、利用金額に応じて「楽天スーパーポイント」を貯めたり、決済手段として使ったりできる。

駐車場オーナーにとっては、初期費用や月々の管理費用が不要、かつ容易な登録作業のみで空き駐車場を1日単位で貸し出せるため、遊休資産の有効利用を気軽にできるようになるという。

さらに、利用者が集中する観光地やスポーツ・イベント、季節イベントなどでの駐車場不足に対して新たな価値を提供するべく、関連企業および他の楽天グループ・サービスとの連携を進めていくとのことだ。