マツリカは2月3日、経済産業省の「サービス等生産性向上IT導入支援事業」において「IT導入支援事業者」に1月27日に採択されたと発表。IT導入補助金を利用することで、クラウド型営業支援システム「Senses」を最大1/3の費用で新規に導入できる。

「サービス等生産性向上IT導入支援事業」とは、中小企業の生産性向上を図ることを目的とし、ITツールの導入に係る経費の一部を補助することで、導入を推進する、経済産業省主体の取り組み。

Sensesは、営業現場の顧客に対する活動履歴を残すことにより、営業活動の確認や分析、ナレッジの共有を行うことができるクラウド型SFA(営業支援システム:Sales Force Automation)。

既存のSFAは、顧客データや数字の管理、マネジメントの効率化を目的として導入していた。しかし、ユーザーは報告・入力の負荷が増えるため、逆に営業現場の利用率やデータの内容に課題があった。

Sensesは、営業現場で利用するスケジューラーやメーラーとのシステム連携機能を備えているため、利用率を上げることが可能。また、蓄積された営業行動を有効活用するための人工知能を使ったデータサジェスト機能、営業レポート機能なども有しており、提案資料の作成や案件状況の共有、顧客対応業務の報告など、営業の業務を効率化できる。

同社によると、同製品を活用することで資料作成や報告業務が効率化され、営業1人当たりの業務時間を最大10%(想定20時間/月)削減できるという。

価格は要問い合わせ。同社では14日間の無料トライアルを用意している。

営業会議時の案件共有の画像イメージ