東芝クライアントソリューションは19日、第7世代Intel Coreプロセッサを搭載した、12.5型の2in1コンバーチブルPC「dynabook VC72/B」を、法人向けに販売開始した。標準構成価格は税別224,800円から。
360度回展ヒンジを搭載し、タブレット形状にもなる12.5型の2in1コンバーチブルPC。2016年11月に発表された個人向けの2in1コンバーチブルPC「dynabook V」シリーズの法人向けモデルとなる。
【関連記事】東芝、Kabylake搭載の12.5型2in1コンバーチブル - Type Cアダプタも付属 |
---|
Kaby Lakeこと第7世代Intelプロセッサを搭載し、Windows 10 Pro(Anniversary Update)をプリインストール。長時間駆動が特徴で、バッテリ駆動時間はJEITA 2.0測定で約17.0時間。インタフェースにはThunderbolt 3(USB Type-C)を備え、まだ対応機器の少ないUSB Type-C用に、端子を増設できるUSB Type-Cアダプタも付属する。専用のデジタイザペンも標準で付属する。
個人向けとの違いは、個人向けでは4種類あるモデルが、法人向けではCore i5-7300U vPro搭載の「PV72BBGCKL7AA11」、Core i3-7100U搭載の「PV72BFGCJL7AA11」の2種類となること。ただし、いずれも指紋/顔認証センサーやOfficeの有無をオプションで選択できる。
また、本体カラーも異なっており、個人向けは向けはオニキスメタリックだが、法人向けでは青みがかったブラック「ブルーブラック」を採用。また、スピーカーはharman/kardonではなく、ノンブランドとなる。
共通の仕様は、メモリが8GB、グラフィックスがIntel HD Graphics 620(CPU内蔵)、ディスプレイが12.5型タッチ対応液晶(1,920×1,080ドット、ノングレア)、カメラ機能が約92万画素Webカメラなど。ストレージはCore i5搭載モデルが256GB SSD、Core i3搭載モデルが128GB SSD。
通信機能は、いずれもIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1。Core i5モデルでは、Intelの運用管理機能AMT11.0も内蔵する。インタフェースはUSB Type-C×1、HDMI×1、USB 3.0×1など。付属のUSB Type-Cアダプタを接続すると、1000BASE-T対応有線LAN×1やHDMI×1、D-Sub×1、USB 3.0×1も使用できる。本体サイズはW299×D219×H15.4mm、重量は約1,099g。