キリンビバレッジバリューベンダーとLINEは、自販機にビーコン端末を接続することでかざすだけでドリンクポイントがたまる自動販売機コミュニケーションサービス「Tappiness(タピネス)」を2017年春に東京・大阪で展開する。

「Tappiness」は、自動販売機にBluetoothで通信を行うビーコン端末を接続、APIで企業とユーザーとの双方向コミュニケーションを実現するプラットフォームLINEビジネスコネクトを使いLINEユーザーにポイントの付与を行う。サービスの詳細は改めて発表される予定だが、自販機でのドリンク購入時に"LINEをかざす"と付与されるポイントを貯めることで無料ドリンクとの交換が可能となる。

(向かって左Tappiness対応自販機とドリンク付与画面(同社資料より画面はイメージ) 

キリンビバレッジバリューベンダーとLINEは、オンライン/オフラインの連携を促すO2O(Online to Ofifline)プロモーションプロジェクト推進に共同に取り組んでおり、2015年10月には第1弾としてデジタルサイネージ自動販売機とLINEビジネスコネクトを活用した「VENDORPHOTO」をスタートさせ、自販機に搭載されたカメラで撮影したフレーム付き写真をLINE経由で受け取れる仕組みを提供している。

第2弾となる「Tappiness」は2017年春を目処に東京・大阪で開始、夏以降には全国主要都市部でも順次展開してく予定。