百花繚乱の200シリーズ搭載マザー
Kaby Lakeの投入に合わせ、対応する200シリーズチップセットを搭載したマザーボードが、ベンダー各社から発売されている。チップセットは、オーバークロック向けのZ270、メインストリーム向けのH270、低価格向けのB250などがあり、それぞれ、従来のZ170、H170、B150から機能が強化されている。
今回、入荷が確認できたのは、ASUS、ASRock、MSI、GIGABYTE、Supermicroといった各社のマザーボード。チップセット側のPCI Expressレーン数が増えたことで、全体的に、M.2スロットをデュアル搭載する製品が増えた印象だ。あまりにも製品の種類が多く、とても全部は紹介しきれないので、いくつか代表的なものをお伝えしたい。
今回もラインナップが充実しているのはASUS。全14種類も発売されており、様々なニーズに幅広く応えられるだろう。ゲーマー向けの最上位モデルは「ROG MAXIMUS IX FORMULA」で、価格は55,000円前後。高耐久向けには「TUF Z270 MARK 1」が登場しており、こちらの価格は36,500円前後だ。
近年、存在感を増しているのがASRock。定番モデルと言えるのは「Z270 Extreme4」で、価格は25,000円前後。BUY MOREではこの製品が一番売れ筋だという。またユニークなのは、H270でマイクロATXながら高性能な「Fatal1ty H270M Performance」。こちらの価格は17,500円と、お買い得感が高い。
MSIは、Mini-ITXを3種類も揃えた。ゲーマー向けには「Z270I GAMING PRO CARBON AC」が用意されており、価格は23,500円前後。またATXでは、最上位モデル「Z270 XPOWER GAMING TITANIUM」が出ており、価格は48,500円前後。マイクロATXでは「H270M MORTAR ARCTIC」が、低価格ながら白基板を採用していて面白い。価格は15,000円前後。