最新CPUとGPUを採用し、Intel、NVIDIAとともに「三強壱体」をアピール

エムエスアイコンピュータージャパンは1月6日、実に「35」モデルのゲーミングノートPCをそろえ、新製品の発表会を開催した。

今回の製品群は、当日発売解禁になったの第7世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Kaby Lake)と、米国時間の1月4日に発表されたNVIDIA GeForce GTX 1050/同Tiを採用しており、世界初を前面に押し立てていた。また、CPU/GPUのトップメーカーとゲーミングPCトップメーカーをアピールするべく、エムエスアイコンピュータージャパンでは、「三強壱体、未踏の高みへ」をキャッチフレーズに据える。

巨大ラッキーぬいぐるみには三強壱体をアピールするステッカーがペタペタ貼り付けられていた

以下、会場に展示されていた新製品。GS63VR

GE72

GT62VR。はてGT83VRは?「まだ工場なんです」

GE62

GS43VR

GS63VR

GS73VR

GT72VR

今回唯一ノート型ではなかったG65VR。VR Oneは会場にはなかった

冒頭、インテル株式会社、エヌビディア合同会社、キヤノンマーケティングジャパン株式会社からの謝辞に続き、エムエスアイコンピュータージャパン中原氏が今回の製品群と全体の施策について紹介した。

インテル アジアリテールセールス本部 日本リテールセールス部 部長の森井信良氏「インテルにとってゲーミングPCは世界規模で最重要分野であり、ゲーミングPCの底上げを共同で盛り上げたい」

エヌビディア合同会社 コンスーマーマーケティング部 マーケティングマネージャーの澤井理紀氏「発表したばかりのNVIDIA GeForce GTX 1050/1050Tiを採用したMSIの新製品は、デスクトップと同様の性能を快適に体験ただける」

キヤノンマーケティングジャパン株式会社 ITプロダクト推進本部 ナショナルアカウント営業部 部長の村中恒夫氏「パソコン市場ではゲーミングPCが飛躍的に伸びており、枠が広がっていると感じる。今年はVRがキーとなるだろうが、そこでもMSIのゲーミングPCが活躍し、一段と飛躍する」

エムエスアイコンピュータージャパン 営業部 システム営業課の中原 衆望氏が、今回の製品説明を行った

冒頭に三強壱体の話をするなかで、Core i7とGeForce GTX 1050Tiのメリットを強調。この組み合わせで3DMarkのスコアはP9600。さらに、MSIのソフトウェア「Dragon Gaming Center」のTurbo Modeを併用すると、P10000をオーバーするそうだ。これは前世代のハイエンドGPU(970M)を超えるスコアであり、最新CPUとの併用ならば、最新世代のミドルクラスGPUでも十分に高速だという。

世界的には「BEST MEETS BEST.REACH NEW HEIGHTS」をキャッチフレーズとするが、日本は独自に「三強壱体、未踏の高みへ」を使用する

スライドの「7th GEN CPUはいうまでもなく、第7世代Intel Coreプロセッサを意味する。今回の製品群は、すべてCore i7を使用するというリキの入れようだ

Core i7-7700HQとGeForce GTX 1050Tiの組み合わせは、前世代のGeForce GTX 970Mを凌ぐスコアを発揮するという。さらに、MSIのDragon Gaming Centerによるチューニングが加わる

配色的(?)にもいいバランスで三強壱体を盛り上げる

また、製品の顔となるロゴの変更についても説明があった。従来のMSIロゴは、盾形のドラゴンロゴの上にGaming G Serriesという文字が入っていたが、これを抜いてドラゴンのみに変更。

あわせて、従来は強化プラスチックで覆っていたものをゴリラガラスへ変更。常にロゴが光り輝く仕様となった(ただしGT/GSシリーズのみ)。同じくマスコットの「ラッキー」も新デザインに変更され、日本でもタイミングを見てお目見えする予定だ。

ロゴはドラゴンのみに変更

さらに耐久性を上げるべく、ロゴの表面をゴリラガラスに

実際のロゴ接写画像。確かにカッコイイ