JVCケンウッドは27日、JVCブランドのハイビジョンメモリムービー「Everio R(エブリオ R)」シリーズとして、「GZ-RX670」と「GZ-R470」の2機種を発表した。1月下旬より発売する。価格はオープンで、推定市場価格(税別)は「GZ-RX670」が75,000円前後、「GZ-R470」が65,000円前後。

GZ-RX670

GZ-RX670

GZ-RX670は、アウトドアシーンでの撮影に最適なハイビジョンメモリムービー。アクアブルー、マットブラック、サンドベージュ、サンライズオレンジの4色を用意する。

IPX8 / IPX6相当の防水、IP5X相当の防塵、1.5mの耐衝撃、-10度の耐低温に対応した4つの保護性能「クワッド・プルーフ」を搭載。アウトドアやアクティビティシーンでの撮影に向いているという。

大容量バッテリーを内蔵し、連続撮影時間は約4時間20分。市販のモバイルバッテリを使っての充電も可能で、内蔵バッテリーからスマートフォンなどへの給電にも対応する。新開発の「Y字グリップベルト」はホールド感と安定感に優れ、アクティブなシーンでも安定した撮影が可能。水分がしみこみにくい表面加工と乾きやすい素材も採用している。ローアングルでの撮影がしやすいフィンガーストラップも付属。

Wi-Fi機能を搭載しており、専用アプリ「Everio sync. 3」を使うことでスマートフォンやタブレット端末からのリモート操作が可能。ズーム操作や録画のスタート/ストップなどの基本操作のほか、ビデオライトのコントロールも行える。インターネット経由での操作やモニタリングにも対応。タブレット専用アプリ「JVC CAM Coach 2」では、スポーツ撮影に便利な機能を用意。撮影した動画を反転して再生する「ミラー再生」や、縦撮り映像の再生などが可能だ。

録画解像度は最大で1080/60pに対応。光学ズームは40倍(ダイナミックズーム:60倍、デジタル:200倍)で、電子式手ブレ補正機能(パワードアクティブモード)を搭載。ディスプレイは3型(46万画素)。ディスプレイを閉じたままでも撮影は可能。本体にはSDメモリーカードスロット(128GBまで対応)を搭載し64GBのメモリを内蔵。

主な仕様は、撮像素子が1/5.8型裏面照射CMOSセンサー、総画素数が251万画素。レンズはコニカミノルタHDレンズを採用し、35mm判換算での焦点距離は動画撮影時が40.5~1,990mm(ダイナミックズームオフ時)、静止画撮影時が40.5~1,620mm(アスペクト比16:9時)、49.5~1,981mm(アスペクト比4:3時)。F値は1.8~6.3。

記録方式は動画がAVCHD(MPEG-4 AVC / H.264)、静止画がJPEG。撮影時間は約4時間20分。本体サイズはW60×D128×H59.5mm、重量は約305g(バッテリー含む)。

GZ-R470

GZ-R470

GZ-R470は、Wi-Fi機能を搭載しないモデル。カーキ、アイスグレー、シャインホワイト、マスタードイエローの4色を用意する。内蔵メモリは32GBで、撮影時間は約4時間40分、重量は約302g。そのほかの仕様や機能は「GZ-RX670」とほぼ共通だ。