前回はApple Watchから「メッセージ」アプリで返信を送る方法をいくつかご紹介しました。今回はさらに、Watchならではのちょっと変わった方法をご紹介します。

WatchOS 3で追加された新しい返信機能を使ってみよう

アルファベットを手書き入力する「Scribble」

WatchOS 3では、アルファベットを手書きで入力できる「Scribble」という機能が搭載されましたが、残念ながら日本語には対応していません。でも、手書きで返信できたら便利ですよね。ということで、通常は日本語環境でもメッセージ画面で一時的にScribbleが使える方法が用意されています。

メッセージを開き、画面を3D Touchする

「言語を選択」→「English」をタップ

画面上に「Scribble」というボタンが出てきます。これをタップすると手書き入力画面が表示されます

指でアルファベットを書くと、自動的に認識して文字に変換してくれます

入力途中でデジタルクラウンを回すと予測テキストが表示。止めたところで確定します

入力できたら「Send」をタップして送信完了!

手書き入力の精度はかなり高いので、短文の返信なら実用的。予測テキストも活用すれば、そこそこの作文ができそうです。がんばって英語で返信してみては?

入力とかめんどい……ならタップだけで

音声入力や文字を書いて返信するのが面倒な時や、ゆっくり画面を見ていられない時には、相手のメッセージを長押しするだけで反応を返せる「Tapback」という機能があります。返事は書けないけど内容は分かったと伝えたい場合に、手軽に活用できます。

メッセージが届いたら、フキダシの上を長押し

Tapbackの選択肢が表示されたら、送信したいマークをタップ

相手のメッセージにTapbackが送信されました

Tapbackは写真に対しても送信することができます

また、画面に触れて簡単なスケッチやハート等を送れる「デジタルタッチ」という機能もあります。

メッセージの返信画面で「デジタルタッチ」を選択

画面をなぞると描画した線画が送信されます

この他、タップのしかたで異なった種類の返信ができます

デジタルタッチはiPhoneでも使用できます。こちらの記事も参考にしてください。