短い秋が終わって、気が付いたらホリデーシーズンに突入。クリスマスプレゼントの準備はもうお済みだろうか? 日本でApple Payが使えるようになって1カ月になるが、このサービスはiPhoneやApple Watchだけでなく、Macや、もちろんiPadでも利用できる。
今回は機動性に優れていながら、大きな画面を備えたiPadシリーズを利用して、クリスマスのプレゼント探し、購入までしちゃおうというのがテーマ。編集部の藤谷(ITに詳しい)と稲葉(ITに疎い)のコンビでお届けする。
稲葉:そもそも、Apple Payって、iPhone 7シリーズやApple Watch Series 2じゃなくても使えるって知ってた?
藤谷:もちろんですよ。交通機関や店舗では利用できないですけど、アプリやSafariからだったらiPadで支払いできますからね。対応してるのは12.9インチと9.7インチのiPad Pro、iPad Air 2、iPad mini 4、iPad mini 3。要するにTouch IDが使えるiPadですね。
稲葉:詳しいねえ。次はTouch IDがあるから安全な支払いが出来る、セキュリティとプライバシーが守られるとか言うんでしょ?
藤谷:この業界で知らない人いないですよって言ったら、どうせ、オレ、IT業界の人間じゃないもんって答えるんですよね、わかってます。
稲葉:あ、先回りされた。まあとりあえず、お手軽にプレゼント探せるサービスとかアプリ教えてよ。
藤谷:カジュアルなギフトってことなら「giftee」ですかね。メールとか「LINE」とかで気軽にプレゼント送れますよ。贈れるギフトは100円からです。
「giftee」ではApple Pay利用者、先着20,000名を対象にキャンペーン実施中 |
稲葉:あげるほうも貰うほうも「重すぎない」商品が多いね。気軽にって意味がよく分かったよ。チケット受け取って、自分で取りに行くか、自分で配送先指定するのか。
藤谷:そう、だから相手の住所が分からなくてもメールとかSNSのメッセージ機能でURLが送信できればOKです。カード添えて贈れるから、プレゼント然としてますよね。
稲葉:アプリはiPadに最適化されてないようだから、Safariで見たほうがいいかもね。他には?
藤谷:そうですね……「minne」はどうですか? ハンドメイドの雑貨とかアクセサリー買えますよ、国内最大級を謳ってます。
「minne」はApple Payを使って1,000円以上買い物をすると購入代金から10%割り引くキャンペーンを17年1月5日まで実施 |
稲葉:ギャラリーで作品売るのと、フリマやるのとの間くらいな感じのサービスなのかな。アーティストって言うより、クラフト作家さんが多く登録してそうだけど、食品なんかも売ってるんだ。これもSafariで見たほうがいいかな。
藤谷:ネイルとかタロットでの鑑定とかもあります。ここじゃないと買えないってものを集めてるので、よくある既製品じゃないものを贈りたいって人には向いてると思います。稲葉さん、誰に贈るもの探してるんですか? 女性だって予想はついてるんですけど。
稲葉:何でだよ? 女性であってるんだけどさ。贈りたいと思ってるのは、胴回り1mある業界女子。
藤谷:IT業界には関心ないけど、IT業界の女子には興味津々と。
稲葉:胴回り1mを無視するな。
藤谷:アピールしたいのそっちのほうだったんですか。とりあえず、その方とデートしたいってことで話進めていいですか?
稲葉:確実に落とせるプランでお願い。
藤谷:はいはい、じゃあ、チケット売買アプリ「チケットキャンプ」を使ってみてください。ライブ、コンサート以外に、スポーツや演劇、お笑いのライブのチケットも買えますよ。公演日で探せるから、デートの日が決まってるなら、そこから探しても。
「チケットキャンプ」はiPadにネイティブ対応 |
稲葉:どれどれ、あ、ホントだ、ピナ・バウシュとかスティーヴ・ライヒの公演とかある。iPadの「ミュージック」ライブラリと公演データをマッチさせる機能もあるんだね。でも、クリスマス近辺で自分が見たいのないなあ。
藤谷:自分の趣味を開陳するより、彼女の趣味を探るほうが重要なんじゃないですか? 行きたいのないなら、映画はどうですか? 「TOHOシネマズ」はアプリも用意してます。
「TOHOシネマズ」でもキャンペーンを実施中。Apple Payの利用で最大300円の割引クーポンを入手できる。クーポン配布期間は12月31日まで |
稲葉:クリスマス前後は混むから、早めに席押さえてたほうがいいよね。これもSafariで上映中の作品、一覧表示させて探すにはiPadのデカい画面のほうがいいかも。トレーラー見るのもiPadだと迫力あるね、特に4つスピーカー付いてるiPad Pro。
藤谷:何見るか決まりました? 自称映画批評家の稲葉さん。
稲葉:自称も何も、映画批評家だから。仕事来ないだけで。うーん、でも、今見たいのはかかってないなあ。ニコラス・ウィンディング・レフンの新作なんかも年明けてからだし。
藤谷:また自分の話してる。彼女の趣味を探ったほうがってさっき言いましたよね? 相手の話聞かない人はモテないですよ。それと重箱の隅をつつくように文句つけるのやめたほうがいいと思います、最初から貶すの前提でレビュー書いてる人みたい。
稲葉:モテ要素ゼロの烙印押されそうだな。やっぱりプレゼントで攻めることにするよ。今、AppleのWebサイトで「技のある贈り物」って開設してるじゃん。彼女、Apple製品好きだからさ。
Appleの特設ページ「技のある贈り物」 |
藤谷:そういえば、この前、発売になった"Designed by Apple in California"って写真集、銀座で取材してたみたいですけど、あれ、物色しに行ってたんですね。
稲葉:あ、バレた。ところで、明日までにApple Store実店舗でApple Payを使うと、買い物ごとに(RED)に1ドルを寄付できるんだよ、なので、今日中に買い物しておきたい。
藤谷:あー、でも、Apple Storeでも、実店舗で使うならiPhone 7シリーズかApple Watch Series 2なんですよー、企画のコンセプトが破綻しそうですけどどうします。ここからApple 渋谷、目の前ですけど。
稲葉:そしたら、iPadをプレゼントってオチでいいんじゃないかな。じゃ、それで。
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このほかに家族や友人とパーティーするなら「出前館」アプリでケータリングっていうのもおススメだ。ということで、楽しくこの時期過ごすなら、是非iPadをお供に。